『行ってきました』ブログは、naanaの企画・運営に参加するボランティアスタッフ『naanaパートナー』が、子育てファミリーに優しい市内の施設やサービス、イベント等をパパ・ママ目線で取材してレポートするコーナーです。
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こんにちは!naanaパートナーの吉野です。
今回は、公益財団法人 大分県地域保健支援センターへ取材に行ってきました。
子育て中、特に仕事を辞めて子育てに専念している方は、なかなか健康診断を受ける機会がないですよね。。。。
私も30代前半で出産を機に仕事をやめました。すると、それまでは会社から
案内が来てなんとなく行っていた健康診断に行く機会がなくなってしまったのです。
まだ若いから健康について気にならないし、さらに子育てで忙しいので、特にお知らせが来るわけでもない
健康診断は記憶からも薄れ「行かなきゃ!」という思いが浮かびませんでした。
今回は特に女性に特化した「子宮頸がん」「乳がん」の検診を担当されている方が、事前にnaanaパートナーから
募集した質問に答えてくださいました。
子宮頸がん検査について
naana:子宮頸がんを引き起こす原因と言われているHPVウィルスは感染経路が性的接触。新しい感染経路がなければ、一度受診したらその後は検査不要?
回答:HPVウィルスの多くは自己免疫により排除されます。しかし、排除されずに感染が持続する場合があるので、新たな感染経路がないと思っても定期的な検査が必要です。子宮頸がんは、HPVウィルスの感染が持続した一部で数年から10年の前がん病変を経て、発生すると考えられています。
乳がん検診について
30代は超音波(エコー)、40代以降は基本的にマンモグラフィにて検査します。
naana:マンモグラフィ検査が痛くてトラウマです。。。エコーでいいならエコーで受けたいのですが、年齢で検査方法が違う理由はなんですか?
回答:40歳未満の場合は乳腺が発達しており、マンモグラフィ検査では乳腺も腫瘍も白く写るため異常がわかりにくく、エコー検査を推奨しています。
一方、40歳以上の場合は、2年に1度定期的にマンモグラフィ検査を受けることで死亡率の減少効果があると厚生労働省が推奨しています。マンモグラフィはしこりになる前の早期乳がんのサインである石灰化を写し出すことが得意な検査ですので、40歳になったらぜひ受診してください。
なお、妊娠中や授乳中でもエコー検査は受診することができます。40代でも授乳中と申告すればマンモではなく超音波検査に変更していただけます。
naana:そうなんですね。。。痛みを感じにくい時期などはありますか?
回答:ほんの少しの差ですが、生理が終わって7日(1週間)くらいが比較的痛みの少ない時期です。
子宮頸がん検査も生理中は検査精度がさがるため、生理が終わった時期を見計らって同時に予約するとよさそうです!
大分市にお住まいの方であれば
子宮頸がん検診は20歳以上、乳がん検診であれば30歳以上の方が二年に一度自己負担額500円で受診できます。
市報を見てご自身の対象年齢を確認の上、健診実施施設に電話で予約をしてください。
今回お邪魔した大分県地域保健支援センターでは、お子様連れでも受診が可能です。
初めて伺いましたが、広々してとってもキレイな場所でした。
ベビーカーで入りやすいですし、エコーであればお子様も一緒にお部屋に入れます。
マンモの場合は同じ部屋に入れませんが、その間は会場のスタッフさんが見ていてくれるそうです。
(施設によって異なる可能性がありますので、予約の際に子連れ可能か確認されてみてください。)
子宮頸がんは前がん状態で早期発見できれば子宮摘出などの大きな手術をしなくても治癒する確率が高くなるそう。
乳がんももちろん、早期発見して治療を始めるとそれだけ良好な経過が期待できます。
ママになるとつい自分の事は後回しにしてしまいがち。
しかし大切な家族を悲しませないためにも、健康診断・がん検診は定期的に受診するようにしたいなと感じました。
私も今年受診対象の年齢になるため、特定健診と合わせてがん検診を受診します!
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naanaパートナーってなんだろう?と気になる方は以下をご覧いただき、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください♪
naanaパートナーについて
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これからもnaanaパートナーが子育て中の親目線でレポートしていきます。
皆様、お楽しみに!