メッシュの網で囲まれた、ぱっと見ビニールハウスのほたる小屋。

中には、クレソンが沢山生えている小川が流れ
ふっかふかの土と、飛び石らしき物が見えます。

職員さんに

「足元に注意して、踏み石を歩いてください」と指示されて
ほたる小屋に入らせていただきました。

踏み石を渡る理由は、
ホタルの幼虫が、ほたる小屋の土の中にいるそうです。

ホタルの幼虫は、水中で育って土に潜って成虫に孵化（ふか）します。
大事なホタルたちが眠る土を踏まないように気をつけて入りました。

あっ！ホタル発見！

大きな大きな源氏蛍を見つけました。

2センチくらいの大きさで、ネットにじっと止まってます。

その後、木に止まっているホタルを数匹見かけました。
日中にお邪魔したので、光っているところは見られませんでした。
残念。

職員さんに伺うと、昨年のピーク時はホタル小屋の中を
200匹のホタルが乱舞したそうです。

「今年も、6月4日(土)、11日（土）、18日（土）の午後8時から9時の間に

ホタルの観賞会を予定していますので、お近くの方は是非観賞に来られてください」

とのことでした。

弁天水資源再生センターは、広々駐車場も敷地内にあり
限りなくホタルの住んでいる自然に近い姿で見ることができる貴重な場所です。

ホタルの生息する場所での観賞では足元が見えなかったりすると、
小さな子どもを連れてはなかなか行くことができませんでした。

気軽にホタル観賞をできることにとても感激しました。

私たちが、生活排水として流している汚水を
弁天水資源再生センターでは、きれいに処理して川に流しています。

キレイに処理する施設の水とはいえ、
ホタルの生息する環境の水を作る技術は並大抵のことではないのでは・・。
施設の皆さんに感謝するとともに、
改めて、水の大切さや水を汚さない工夫をしなければと思いました。

ホタル小屋の周辺は、先日芋の苗植えを行いました。
秋に沢山のさつまいもを収穫予定です。
足元が見えづらいと思いますが、
畑に入らないように気を付けてあげてくださいね。

以上大分のらいむがレポートさせていただきました。