豊後高田市の「花っこルーム」に行ってきました♪
今日は大分市内でも雪が降ってとっても寒いですね。
大分市のナスです。
1月24日(火)、大分県こども子育て支援課の方に同行させてもらって、
豊後高田市にある子育て支援拠点「花っこルーム」に初めて行ってきました!!
最初に訪れたのは、平成23年10月にオープンしたばかりの拠点「おひさまひろば」。
こちらは「花っこルーム」のアンテナ施設として、
リニューアルされた豊後高田市中央公園のまん前にある子育て支援拠点施設で、
「花っこルーム」を運営しているNPO法人アンジュ・ママンさんが管理されています。
こちらの中央公園の大型遊具はピッカピカで、随所にレトロな車や看板を配置した
"昭和の街"豊後高田市らしさがひかる素敵な遊具でした~♪
特に、高さ15メートルからすべりおりるジェットローラースライダーはとっても楽しく、
ローラーが小さめなので、すべり心地もとてもよかったです♪♪ (大人も楽しい~)
「おひさまひろば」で"アンジュ・ママン"スタッフのワタナベさんからお話を伺いました。
ワタナベさんは、もともと豊後高田市の市報にでていた「ママさんスタッフ募集」に
応募して、ボランティアとして「花っこルーム」にかかわったのが最初だそうです。
そして、当初市が直営で運営していた拠点を、設立より3年後の平成19年に、
利用者であったママさん達が結成した「アンジュ・ママン」に委託されてからは、
月に数回、スタッフとして働ける時に出勤して働くようになったそうです。
「アンジュ・ママン」のスタッフの勤務時間は、
午前9時~午後1時、午後0時30分~4時30分の2交代制で、
シフトもみんなで相談して、月に何度か、働ける時に働くようにしていると聞いて、
「これこそまさに、子育て中のママさんが望む勤務形態だ~!!」
と感動してしまいました!!!
この勤務時間もすべてスタッフ(子育て中のママさん達)が
試行錯誤して決めたそうなんですよ。すごいですよね♪
大分市でも同じようにできたらいいなぁと思いました。
この「おひさまひろば」では、公園前の立地をいかして、
公園に遊びに来た親子に授乳室やオムツ換えをしてもらったり、
飲食自由なので中でお弁当を食べてもらったりするほかにも、
ボールなどの遊具の貸出までしてくれる、子育て中の親子に嬉しい施設となっています。
市外の方も利用可能と言ってくださっていたので、
大分市から遊びに行った方もぜひ利用してみてくださいね。
笑顔がとびきり素敵なアンジュ・ママンのスタッフの方が優しく対応してくれますよ♪♪
あわせて、ベビーベッドやベビーバスなど期間限定の子育て用品もレンタルしていて、
豊後高田市のママさんたちに好評なんだそうですよ。いいな~。
続いて、車で5分程のところにある子育て支援拠点「花っこルーム」に行きました。
元デイサービスルームだったところを改修して作られた「花っこルーム」は、
同施設内に「市の子育て・健康推進課」があったり、健診会場として利用されたりする
まさに「豊後高田市の子育て支援拠点施設内」という恵まれた環境にあります。
ルームの中は、併設する温泉のお湯を利用した床暖房と
大きな窓からの日差しのお陰でポッカポカ♪ 気持ちいい~(^0^)
他には畳敷きのコーナーと、壁を隔てて病後児保育室などもありました。
アンジュ・ママンさんのスタッフボードを見せていただくと、
「花っこルーム」「おひさまひろば」以外にも、真玉や香々地への「出張花っこルーム」や
ファミサポ、図書館に加えて「ホームスタート」事業に取り組んでいるのがわかります。
「ホームスタート」とは、多胎児や引っ越してきたばかりなどといった理由で、
拠点(大分市でいう「こどもルーム」)に出かけることのできない人に、
スタッフが訪問して話を聞いたり、子どもと遊んだり、
一緒に家事をしたり出かけてみたりする子育てボランティア活動だそうで、
豊後高田市でも、平成23年12月にスタートしたばかりの事業だそうです。
大分市ではまだ取り組んでいない事業なので、今後推移を見守りたいと思います。
この日は、大分県知事が「花っこルーム」を視察されていて、視察後、
アンジュ・ママンの代表16名の方と県政ふれあいトークを行いました。
ふれあいトークの間、参加者の子ども達は「花っこルーム」内で
託児スタッフが見守っていてくれるので安心です。(拠点での託児っていいですね!)
今回のふれあいトークですごいなと思ったのは、
◎アンジュ・ママン代表16名全員が発言したこと
◎発言内容がすべて「花っこルーム」や「アンジュ・ママン」の素晴らしさを称えるもの
だったことです。
現在の利用者さんに加え、スタッフもみんな元は利用者だったこともあってか、
発言のほとんどが利用者の時に感じたルームへの感謝の気持ちを述べられていて、
「花っこルームがあったお陰で、子育てが楽しくなり、友達もたくさんできた」
「親と離れていて不安だったけど、乗り切ることができた」
「花っこルームのお陰で、2人目、3人目の子どもを持ちたいと思って実現した」
などの声を聞いて、私も「こんな街で子育てがしたい!」と思いました。
大分市でも、大分市長がnaanaパートナーさんやユーザーさん達との意見交換を行う
「おでかけ市長室」を2月29日(水)に開催する予定です。
naanaのユーザーさんの中で、
「大分市の子育ての現状や要望などを市長に伝えたい!」
という熱い思いをお持ちの方、ぜひぜひナスまでご連絡くださいね。
「花っこルーム」を見せていただいたり利用者の声をきかせていただく中で学んだのは
「子育てがしやすい、子育てが楽しい街にするには、まず思いを声にだすことが大切」
なんだなぁということです。
豊後高田市でも、「こうあったらいいよね」というママ・パパの声を
ママ達が行政や民間と連携して形にしていくことで、
いろんなサービスやママさん達理想の働く環境が生み出されていったそうです。
naanaご愛用の皆様もぜひぜひ
「大分市の子育て、こうあったらいいな」を声に出していって、
"子育てが楽しい街、ママが活き活きと輝く街・大分市" を実現していきましょうね!