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高崎山自然動物園に行ってきました。

皆さんは、最近、高崎山に行きましたか?


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高崎山自然動物園とうみたまごは、1年を通してイベントが開催され、

観光時期になると、全国各地だけでなく海外からのお客さまもたくさん訪れます。

 

今日は、子連れママが安心して高崎山を楽しめるように

「高崎山」とうみたまごに隣接する「おさる館」を探検してきました。


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高崎山での待ち合わせは、「入園券販売所・さるっこレールのりば」が

わかりやすく、ベンチや多目的トイレもあり便利ですよ。

 

今日は特別に、2012年高崎山・うみたまご春休みイベント

「春色らんらんフェスタ」で開催された

「高崎山&うみたまご『山と海の学校1日体験入学』」に参加された

来年度新1年生の子どもたちや保護者の方とご一緒させていただきました。

 

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高崎山自然動物園は、自然の中で暮らすサルたちの生態が見られる場所です。

野生のサルを柵もなく、間近で見られる楽しさと

野生だからこその危険なこともいくつかあります。

 

上の写真で子どもたちが囲んで見ているサルは

平成24年3月に高崎山B群のボスザル(アルファオス)に就任した「マコト」です。

高崎山のスタッフはサルたちの顔を見分けることができるんですよ。

 

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楽しく、高崎山で過ごすコツや、サルの生態や豆知識などを

高崎山のスタッフから教えてもらえる貴重な時間を過ごしました。

人が普段は入れないスペースに特別に入れていただいて

サルたちと記念撮影ができるのも、1日体験入学の楽しみですね。

 

高崎山をサルの寄せ場まで登るとき、便利なのが

「さるっこレール」です。

 

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急こう配をゆっくりトコトコと1本のレール上を走ります。

窓も広く、別府湾の景色ものんびり眺められますよ。

(天候によっては、運休の場合もあります)

小学生以下は無料というのも嬉しいですね。

 

歩いて登る場合は、分かれ道に大きな看板が立てられています。

 

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「かめ道」の方は、寄せ場まで段差のないスロープとなっていますので、

ベビーカーや車椅子でもそのまま登ることができます。

 

1ヵ所だけ、とても急な曲がり角がありました。

 

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パパ・ママ、ベビーカーしっかり持ってあげてくださいね。

寄せ場手前の小さな広場では、3歳くらいの若いオスザルが

仲良く遊んでいる姿が見られました。

 

思い思いの姿で遊ぶサルたちを見て感じたのは、

「自分の子どもの小さい頃にそっくり!」

 

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今年1歳になる子ザルは、高崎山内の通称「保育園」と呼ばれる場所で

小さなグループになって遊びます。

子ザル同士でじゃれたり、若いメスザルが面倒を見てくれたり、

人間関係と一緒だなと、微笑ましく眺めました。

 

午後1時頃にB群の群れが高崎山の寄せ場に下りてきます。

その一群の中に・・・、いましたいました。

背中の白い線と、両手の白い毛が特徴の「ピーちゃん」です。

 

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パンフレットに、背中の線を「幸せを運ぶ羽」って紹介していたのも納得です。

一度見つけると、目が離せなくなるくらい可愛らしいですよ。

 

えさ場にまかれた小麦を、ほかのサルたちと拾っていても

ピーちゃんの背中の白い線は目立つので、すぐに見つけられます。

居場所がわからないときは、スタッフの人に聞いてみてくださいね。

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大人気の「ピーちゃん」は高崎山のオリジナルグッズにもなりました。

高崎山のオリジナルステッカーとメモ帳に登場しています。

一緒にグッズになったのは、昨年の夏に「高崎山自然動物園」の

新しいマスコットキャラクターになった「たかもん」です。

 

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ところで、ぬいぐるみやストラップの「たかもん」は

どうして、手を挙げているのでしょうか?

答えは「たか(さきやまに)カモ(ー)ン」の意味があるそうなんですよ。

かわいいですね。

 

≪たかもんのプロフィール≫

性別:オス

誕生日:11月の第3土曜日(高崎山無料の日)

身長:628m(高崎山の標高)

性格:山だけに斜に構えている

特技:「サル」と「山」のしたたかな使い分け

好きな食べ物:さつまいも

両手の意味:高崎山にカモーン

 

〔参考URL]高崎山自然動物園ホームページ

 

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「春色らんらんフェスタ」では「たかもん」の着ぐるみがお披露目されました。

オレンジ色の足で、これからはイベントにお出かけできますね。

 

たかもんと一緒にお披露目されたのが、

『PEAKL(ピークル)』という中学生4人組のユニットです。

 

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ピーク(山頂)とクルー(乗組員)を合わせてできた名前だそうです。

クイズ番組のマスコットキャラクターのような

今にも冒険できそうな衣装でみんなとっても可愛らしく、

「学習型ユニット」として今後は高崎山や大分のPRに積極的に取り組んでいくそうです。

大分の新生アイドルとしてこれから頑張って欲しいです。

 

我が家もアイドル大好きな娘がいるので、

将来「『PEAKL』になりたいー!」って言ってくれるかもしれないですね。

 

高崎山とおさる館にある、子連れに助かる施設をいくつか紹介します。


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高崎山のサルの寄せ場にあるトイレです。

さるっこレール乗り場を下りたところにあるトイレは

男女別と、多目的トイレがあり、おむつ交換台が設置されています。

ベビーカーに乗ったままでも楽にトイレに出入りできるのが助かります。

 

高崎山から10号線を渡って、おさる館やうみたまごに行くときは

横断歩道橋を渡ってくださいね。

昇り降りはエレベーターが利用できます。


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ベビーカーに乗り疲れた赤ちゃんを少しゆっくりさせたいときは

おさる館3階の「キッズコーナー」を利用してみませんか?

 

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3階の一角に広々クッションフロアを敷いたスペースと

DVDが設置されています。

ハイハイや歩き始めた赤ちゃんは、長時間のお出かけのときは

なかなかベビーカーから下りる場所がありませんよね。

無料で利用できるスペースは、ママも子どもたちも助かります。

 

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意外と知られていないのが、大分市内の小学校・中学校に通う子どもは

高崎山の入園料が無料なんですよ。(幼児は居住地限らず無料です。)

住所や学校名が確認できる物を持ってきてくださいね。

 

高崎山側にも身障者用駐車場を準備していますので、

高崎山入口に立っている警備員の方に声をかけてください。

丁寧に道を教えてくださいます。

 

高崎山は、これから、桜が咲いて、山が新緑にあふれる時期です。

散策には一番良いシーズンではないでしょうか。 

 

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サルたちは、季節も雨風も関係なく毎日山を下りてきます。

サルを間近に見て、ゆっくりと山を歩ける場所が

こんなに近くにあるのは、とても恵まれているなぁと感じました。

今年は、高崎山の全部のイベントを制覇する勢いで、家族で来たいと思いました。

 

高崎山自然動物園のスタッフのみなさん、快く質問に答えてくださって

ありがとうございました。

スタッフのみなさんもサルに触れることはできないんですね。

「サルが僕の足に触れて通ったときは、意外と毛が硬いなぁって思いました」

スタッフならではの裏話も聞かせていただけました。

 

大分市役所観光課の甲斐さん、取材にご協力ありがとうございました。

取材に同行してくださった、大分市子育て支援課のナスさん、

写真撮影にご協力いただきましたテシバさん、

長い時間ありがとうございました。

 

以上、大分のらいむがレポートさせていただきました。 

 

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(事務局追記)
「たかもん」の右上に写っている男性、実はボスザル「マコト」の名付け親「まことくん」。
この日は、スタッフとして「たかもん」のお手伝いをされていたそうです。
強風にも負けず、突風にも倒れず、「たかもん」最後までよく頑張りました♪♪