「こんにちは赤ちゃん訪問だより」のご紹介
naanaをご覧の皆さまはじめまして。
「こんにちは赤ちゃん訪問だより」を発行している大分市保健所の保健師です。今回はこのお便りについてご紹介します。
このお便りでは「こんにちは赤ちゃん訪問」に関する情報発信と主任児童委員さんが訪問を通じて日頃感じていることなどを紹介し、保健所と主任児童委員さんと交流を深めています。
大分市では生後4カ月までのお子さんがいるご家庭に地域の主任児童委員さんや保健所の保健師・看護師や助産師が訪問をし、子育て支援に関する情報をお伝えし、
子育ての悩み・不安などを聴きアドバイスをしています。
(すでにみなさんのご家庭にも訪問させていただいているかも知れませんね。)
みなさんの地域にも主任児童委員さんがいて、子育てを支えてくれる一人として活動しています。
このお便りで主任児童委員さんの日頃の活動の一部を紹介しますので、
身近な存在として知っていただけたらうれしいです。
【こんにちは赤ちゃん訪問だより 主任児童委員さんの声】
「アポなし(事前の連絡無し)の訪問なんてあり得ないなぁ・・・。」
赤ちゃん訪問に向かうようになったころ、私はそう思っていました。
訪問される立場になった時、突然訪問されることを思うと私自身が
とても嫌な気持ちになるのです。今の時代、そうじゃなくても家にいると、
様々な「訪問者」がやってきます。玄関を開けなければよかった・・・と
後悔することがほとんどといっていいくらいです。
そんな私が今度は「訪問者」です。
1年が経過し、未だにドキドキの訪問ですが、
回を重ねるごとに私の気持ちも変わってきました。
幸い、「赤ちゃん訪問ですか?あ~、はい、どうぞ~!」と
受け入れてくださることがほとんどで、訪問事業自体の拡がり、浸透を
感じることができます。地域の子育てサークルでお会いしたことのある方の
第2子を訪問できることにはありがたさと喜びを感じます。
『アポなし訪問で得られる情報』の大事さも 研修会でのお話や、
昨今の虐待・孤独死等のニュースを耳にすると、
納得できることのひとつになってきました。
先日の研修会では、赤ちゃん訪問率が90%を超えたという
素晴らしい報告を聞きました。これからも、先輩たちのお話を
伺いながら、研修を重ねながら、よりよい訪問、そして私自身が
楽しんで赤ちゃん訪問に取り組んでいきたいと思います。
(大分市主任児童委員)
【こんにちは赤ちゃん訪問だより 主任児童委員さんの声】
私たちの地区では、保健師さんがアポイントを取ってくださり、
2回訪問しました。数少ない訪問ですが、お二人とも、快く
迎えて下さいました。伺った時、赤ちゃんはよく眠っていました。
昨年11月に第7子の赤ちゃん訪問をさせていただきました。
保健師さんが情報誌を渡され、お話し、私は子育てサロンの
予定表を差し上げました。お仕事に行かれていると伺い、
育児と仕事を両立されているのに感服いたしました。
打ち解けた中で保健師さんが、赤ちゃんを裸にして、体重・身長を
測りました。お母さんの話から上手に育てておられる様子が
よくわかります。「赤ちゃんは、にぎやかなほうが安心するみたい」と
お母さんが話していました。ご主人と上のお子さん(6人)が
よく手伝ってくださるとのこと。また、地域の方々が見守り、声かけを
してくださり、自然に恵まれ、環境もよく、子育てにはとてもよい所だと
言っていただいた時は、思わず手をたたいて喜んでしまいました。
赤ちゃんを抱かせていただいたあの幸福感、今でも心に残っております。
子どもは何物にもまさる宝物。
研修を重ねて、安心して子育て出来るように、
声かけ・見守りをしていきたいと思います。
(大分市主任児童委員)
以上が、主任児童委員さんの活動の紹介になります。
このお便りは、毎月1度発行しており、このブログでも
皆さんにご紹介していく予定です。
来月も楽しみにしておいてくださいね。