子育て耳よりブログ

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031.JPG子育てっていろいろ想像するものの、想像どおりにうまくいかず自分だけが気張ってしまうとき、ありませんか?
乳幼児期には乳幼児期の悩みが、学童期には学童期の悩み、思春期には思春期の悩みがありますよね。
親やママ友に話しても解決策が見つからないまま、ただ愚痴を言っただけみたいな・・・。
専門的知識を持った人に気軽に相談したい、聞きたいことがあるな~と思いながら過ごす日が続いていました。
そんなときに大分市役所の子ども家庭支援センターのことを知りました。11年間子育てをしてきて初めて聞いたセンター名で「それはなに?どこにある?何をしてくれるところ?」と頭は???の連続。でも私と同じ様に???な方、たくさんいるのでは?
皆さんの代わりに!?というか皆さんの代表としていろいろとお話、伺ってきました!今回取材させていただいたのは、大分市役所の本庁舎2階の東側にある中央子ども家庭支援センター。センターについて、ケースワーカーの奈須さんからご説明いただきました。

センター設置の目的

026.jpg児童福祉法の一部改正(平成16年)により、児童家庭相談業務を児童相談所(県)からより住民に身近な市町村で法律上明確に行えるようになったそうです。


センターが設置されたのは平成18年4月で、センター長、ケースワーカー、臨床心理士、家庭相談員の計10名でのスタートでしたが、今ではセンターも3つ(中央子ども家庭支援センター、東部子ども家庭支援センター、西部子ども家庭支援センター)に増え職員の人数も26人となり、より相談しやすい環境をつくるため、整備がすすんでいることがわかりました。

どうして設置することに?

背景にあるのはやはり私たち、市民のニーズ。
中でも、私もそうですが、両親と同居をしていない、いわゆる「核家族」。
自分たちのペースで生活できるというメリットがある一方で、初めての子育てを

誰からのアドバイスや手助けもなしにすることは、やはり不安が付き物ですよね?
そういった子育ての悩みを聞く機関として設置されたそうです。

どういった相談を、どういった方が受けているの?

子育ての心配や子ども自身の悩み事など、0~18歳の子どもに関するあらゆる相談を受けてくれます。

(電話か直接相談をする通所相談)
直接相談も個室なので、何の遠慮もなく話せる感じでした。やはりあまり周りに聞かれたくないものですし、

言いたいことを言いやすい雰囲気にしてくれているのはありがたいと思いました。


子育ての悩み、だれかきいて~027.jpg

相談内容によっては、利用できるサービスの紹介、カウンセリングを行い、よりよい解決や子どもの成長をお手伝いしてくれるそうです。
たとえば、育児のストレスやイライラ、保育園(所)や幼稚園、学校での困り事、しつけ、思春期の問題、子どもの発達など、専門知識を持った社会福祉士や、臨床心理士、家庭相談員などが相談に応じてくれるそうなので、非常に心強いですよね!
具体的な例を求めたかったのですが、やはり一概には言えないそうです。
その子に一番適した支援の方法は何かをケースバイケースで考えてくれるので、一人一人によって提案はもちろん違ってくる、つまりその子にあった支援を提案してくれるんです。
もちろんその提案で様子をみて変化がなければ継続して相談にのってくれて、違う提案をしてくれるそうです!

 

 

 

 

後は最近問題が深刻になっている子どもの虐待、これについて市民は通告義務を持っているんだそうです。自分の子どもだけでなく、周りの子どももすこやかに成長してほしい、そう願うのなのならもっと積極的なかかわり方をしないといけないですね。


 

 

また中央子ども家庭支援センターだけですが、

DV(夫やパートナーからの暴力)についての相談にものってくれているんです。
子育ての悩み、だれかきいて~025.jpg母親の強い味方になってくれる、そんなセンターだという印象を持ちました。
けれど私たち、母親だけでなく、子ども自身からの相談にも乗ってくれるそうです。私の子どももよく名刺サイズくらいの子ども家庭支援センターの広告を学校から持って帰ってきます。そういうところがあることを子ども自身知っていることは、親にしても安心できますよね!
安心して相談できるところがあることを、知っているだけで、少し気張っていた気持ちがほぐれるような気持ちになりました。
私自身が母親なので母親目線での質問ばかりしましたが、もちろん父親からの相談にも乗ってくれます。

父子家庭からの相談も実際あるそうですよ。

 

 

 



 

センターから市民の方へ伝えたいこと

028.jpg『子育てについて身近に相談できるところがある!ということを知っていてほしい、そして気軽に連絡をしてほしい。話をするだけでもたいぶ楽になるし、それぞれにあった支援の方法を提案していくので一人で悩まないでほしい』

(by ケースワーカーの奈須さん)

 

だそうです。
(個人的に奈須さんは話しやすかった~)

*大分市子ども家庭支援センターの資料はこどもルームや大きな病院などに置かれているそうです。
もちろん直接市役所に取りに行くのもありだと思います。


以上、naanaパートナーの白岩がレポートさせていただきました。

 


 

大分市子ども家庭支援センター 中央子ども家庭支援センター
〒870-8504 大分市荷揚町2-31(大分市役所本庁舎2階)
開所時間/8:30~18:00
【子ども相談】
 TEL (097)537-5688
 FAX (097)533-5015
 子ども相談担当エリア(中学校区):碩田、上野ヶ丘、王子、大分西、南大分、城南、滝尾、城東、原川、明野
【DV相談】
 TEL (097)537-5666
 DV相談担当エリア:市内全域

東部子ども家庭支援センター
〒870-0103 大分市東鶴崎1丁目2-3(鶴崎市民行政センター1階)
開所時間:8:30~17:15
【子ども相談】
 TEL (097)527-2140
 FAX (097)523-1320
 子ども相談担当エリア(中学校区):鶴崎、大東、東陽、大在、坂ノ市、神崎、佐賀関
西部子ども家庭支援センター
〒870-1155 大分市大字玉沢743-2(稙田市民行政センター1階)
開所時間/8:30~17:15
【子ども相談】
 TEL (097)541-1440
 FAX (097)542-2110
 子ども相談担当エリア(中学校区):戸次、吉野、竹中、判田、稙田、稙田東、稙田西、稙田南、賀来、野津原