食中毒予防について
皆さん、こんにちは。
大分市保健所の保健師です。
セミが鳴き始めたり、日差しが強くなったりと、
夏の訪れを五感で感じられるようになりました。
お子さんもnaanaをご覧の皆さんも体調を崩していないでしょうか?
この時期は、食中毒が発生しやすい時期です。
最近では、飲食店でのレバーの生肉の販売・提供が禁止されましたね。
そこで、今回は、食中毒予防について、お伝えしたいと思います。
・食中毒予防の3原則
・家庭での食中毒予防のポイント をご紹介します!
食中毒予防の3原則★
・つけない
菌をつけないことが大切です!
食品や手、調理器具はしっかり洗いましょう。
・ふやさない
菌を増やさないことが大切です!
食べ物を室温に放置せず、冷蔵庫に保存しましょう。
・やっつける
ほとんどの菌は加熱によって死滅します!
お肉やお魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。
①お買い物をするとき
・生鮮食品は新鮮な物を買いましょう。
消費期限も要チェックです!
・お肉やお魚を買ったときは、
汁がもれないようにビニール袋等に入れましょう。
・冷凍食品や生鮮食品は、最後に手に取りましょう。
長い間持ち歩かないことが大切です。
②おうちに持って帰ったら
・冷蔵冷凍が必要なものは、
持ち帰ったらすぐに冷蔵庫に入れましょう。
・冷凍庫・冷蔵庫の詰めすぎに注意しましょう。
詰めるのは7割程度ぐらいまで!
・お肉やお魚は、汁がもれないようにビニール袋等に入れ、
他の食品に汁がついたりしないようにしましょう。
③料理の下準備をするとき
・こまめに手を洗いましょう。
・調理器具をきれいに洗っておきましょう。
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫でしましょう。
④調理をするとき
・調理前に、手を洗いましょう。
・加熱は十分にしましょう。
目安は、中心部分の温度が75℃で1分間以上加熱しましょう。
・調理を途中でやめたら、食品は冷蔵庫にいれておきましょう。
⑤食事をするとき
・食事の前に、手を洗いましょう。
・長時間、食べ物を室温に放置しないようにしましょう。
・盛り付けは清潔な器具、食器を使用しましょう。
⑥残った食品は
・調理後、時間が経ちすぎていた場合は、
思い切って捨てましょう。
・手洗い後、清潔な器具、容器で保存しましょう。
・早く冷えるように小分けしましょう。
「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/point0709.pdf
厚生労働省ホームページより
皆さん日頃から、
食品の管理等には気をつけられているとは思いますが、
より一層の注意をお願いします。
ご家族皆さんで食事を楽しみ、
暑い夏を元気に過ごしましょう!