臨床心理士ってどんな仕事?
naanaをご覧のみなさま、こんにちは!
暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしですか?
楽しかった夏休みもあと少しですね。
お子さんは楽しい思い出とともに、宿題のラストスパートに入ったところでしょうか?!
お母さんは夏休みの終わりが見えて、ほっとされていることでしょう^^
今回の臨床心理士ブログは
"東部子ども家庭支援センター"の臨床心理士が担当しています。
せっかくなので、最初に"東部子ども家庭支援センター"の紹介をしたいと思います♪
"東部子ども家庭支援センター"は鶴崎市民行政センターの1階にあり、
おもに東部地区(鶴崎、大在、東陽、大東、坂ノ市、神崎、佐賀関の中学校区)
にお住まいの方のご相談をお受けしています。
相談内容は、
・子育て・しつけの悩み
・発達面で気になることがある
・友達とのケンカが多い、
・学校に行きたがらない・・・・などなどです
また、「どこに相談したらいいんだろう?」
と迷う場合にも、当センターにご相談していただくと、
内容に応じて適切な機関を紹介することが出来ます。
対象は赤ちゃんから高校生の年代までのお子さんとそのご家族です。
そして!!
昨年から、「鶴崎まで行くのは大変」という方のために、坂ノ市支所での出張相談もスタートしました。
お近くの方は、ぜひご利用ください。
ご相談を希望される場合は、
まずは
東部子ども家庭支援センター
(TEL 097-527-2140)までお電話ください♪
さて、今回のブログでは、私たち「臨床心理士」という職種についてお話ししたいと思います。
最近では、災害や事故後の心のケアに派遣されることも多く、
注目されることが増えてきたなぁと感じています。
とは言うものの・・・
臨床心理士って言葉は聞いたことがあるけど、
よく知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここで私たち臨床心理士について知ってもらい、
少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです☆
■臨床心理士とは?
「臨床心理士」という資格を持った心理専門職です。
5年ごとの資格審査があり、常にレベルアップすることが求められています。
大分県内には、平成24年現在で約180名の有資格者がいます。
■どこにいるの?
市役所以外には、児童相談所、教育相談センター、保健センター、
学校のスクールカウンセラー、療育センター、病院、企業、大学などにいます。
お子さんにとっては学校のスクールカウンセラーが身近ですね(*^ー^*)
勤務する場所によって、カウンセラー、心理療法士、セラピストなどと呼ばれることがあります。
■どんな仕事をしているの?
臨床心理士の仕事には大きく4つの柱があります
①心理アセスメント・・・・・心理検査や心理面接を通して、相談者の問題を理解していきます
②心理面接・・・・・・・・・・・・カウンセリング(お子さんへは遊び)を通して問題解決のお手伝いをしていきます
③地域援助・・・・・・・・・・・・関係機関との連携を図り、環境調整をしていきます
④研究活動・・・・・・・・・・・・より多くの方々の支援につながるように、自らの研修や研究に努めています
私たちは、これら4つの柱を基本にして、他の職種と協力しながら相談にあたっています。
子ども家庭支援センターでは、お母さんのお話をうかがったり、お子さんとお会いしながら、
問題解決の糸口を探し、よりよい支援を考えていきます。
また必要に応じて、保護者の方の了解を得た上で関係機関と連携をとり、ご紹介することがあります。
私たち臨床心理士は、相談者の気持ちに寄り添うことを第一とし、
置かれた状況に思いをめぐらせながら、相談をすすめていきます。
すぐに解決することが難しい場合もありますが、
一緒に考えていく中で、少しでも気持ちが軽くなったり、
ものごとを違う角度から眺められるようになるといいなと思います。
この記事を読んで、何かあった時に「相談してみようかな」と思っていただけたら幸いです。
では、また次回お会いしましょう~~(^o^)/♪