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みなさん、こんにちは。
naana事務局の深堀です。

夏休みも気が付けば、あとわずか!
残り少ない夏休みに最後の夏の思い出をつくりにいきませんか?
そこでおすすめするのが、大分市美術館で
9月2日(日)まで開催している

『岡村剛一郎のダンボールアート遊園地』 です!

 

 

 

8月16日に観覧者がなんと5万人をこえ、
大盛況の『岡本剛一郎のダンボールアート遊園地』!
今回はその人気のひみつを探ってきました。

まず、会場に入る前には大分市美術館の
マスコットの「Oちゃん(オーチャン)」が
おでむかえです。

ダンボール遊園地 001.jpg

 

これも、もちろんダンボール!
断面図をみると私たちの知っているダンボールとはちょっと違うような・・。
なんだか、ワクワクしてきました!さあ、会場に出発です。

 

会場につくと、そこには大きな門が!
今回のダンボールアート遊園地は「海賊」がテーマになっています。


ダンボール遊園地 026.jpg

 

門を抜けると、巨大迷路が現れました。
入口は大きな恐竜の頭になっていて、入るときにはドキドキしてしまいます。
迷路の中の子どもたちの「きゃー!こっちじゃないー!」「迷った~」という声が
聞こえてきて、迷路の外にいた私も楽しさを分けてもらいました。

 

ダンボール遊園地 023.jpg

 

つづいては、一番人気の海賊船のコーナーです!
ダンボールとは思えないほどしっかりとした海賊船で大人が乗っても
びくともしません。
一緒に行ったnaanaパートナーのお子さんと海賊船のすべり台を体験してみました。
鉄でできたすべり台はすべっているとき、冷たい、硬いという感触がありますが
ダンボールでできたすべり台からは温かみや柔らかさが伝わってきました。
小さな子どもたちがはだしで遊んでいるのを見ても、安心できるすべり台でした。

ダンボール遊園地 010.jpg

 

そして、こちらがnaanaパートナーのお母さん達絶賛の遊具。
どこからでも登ることやすべることのできるこの遊具に
子どもたちは夢中です。


ダンボール遊園地 029.jpg

 

ここで、一緒に行ったnaanaパートナーの感想を紹介します。


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【1歳のお子さんのお母さんの感想 】

初めての美術館で私も子どももわくわくどきどきの参加でした。
入館してすぐの所に展示してあった「おーちゃん」の大きさに
びっくりしました。

あんな大きなダンボールをみた事がなかったのです。
しかも「おーちゃん」の名前を初めて知りました...
これは期待できる!と思いました。


ダンボール遊園地では入り口から大興奮でした。
迷路はうちの子にはまだ早かったですが私が興奮しました。
さすがに入れませんでしたが...


昆虫が苦手な私はダンボールと分かっていても
バッタなどの大きさに鳥肌が立ちました...
飛ぶはずないのにこっちにきたらどうしよう...と。

すべり台、木馬、シーソーなどいつも身近にある遊具がダンボールでできていて
しかも大人が乗っても大丈夫なほど頑丈でとても驚きました。
お城には思わず興奮して0歳児の我が子より楽しんでしまいました...
すべり台も二人ですべって久しぶりに子どもになった気分でした。

帰宅後、私が興奮していたからか子どもも大興奮でした。
おかげで夜はいつもよりすんなり寝てくれました。
主人に写真を見せたら驚いて感動していました。
写真より実物を見せたい!と思ったので
今度は家族で楽しみたいと思います。

最後に、まだ歩けない0歳児を連れてのお出かけに少し不安を感じていましたが
美術館はベビーカーも授乳室も完備されていて
安心してゆっくり観覧できました。

 

【小学生のお母さんの感想】

 

子ども達が学校のほうからチラシをもらってきて、
内容がいまひとつ伝わらなかったので、
小学生でも楽しめるのかを確認してきました。

 

結果から言うと十分楽しめます。
観覧料も子ども[中学生以下]の同伴者は500円!中学生以下はタダなので、
うちでいうと子ども二人、姪っ子二人を私が連れていくと五人で500円!


ところでオススメの内容はまず入ってすぐの迷路。
小学生でも十分に迷子!?になるくらいの大きさで楽しめるはず! 次に隠れたウサギを探すコーナーがありウォリーを
さがせのようにダミーがいて、大人も楽しめます。

なんと言っても最後はダンボールで作った遊具。 1歳から小学生は十分に楽しめ、大人も十分楽しめるほど! お土産にはキットもあるので、家で作る楽しみがあります。 見たら作りたくなりますよ!

 

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こんな素敵なダンボールアート遊園地を作りあげたのは
どんな方なのか、とても気になりますよね。
そこで、直接お会いしてお話をうかがってきました!

 

作者である岡村剛一郎さんは、とっても爽やかな好青年でした。
なんだか、あの巨大な作品から想像した豪快なイメージとは違っていました(笑)

さて、ではさっそく質問を・・。

Q1 なぜダンボールで作品を作ろうと思ったんですか?

   元々はダンボール屋さんで働いていたんです。
   といっても、普通のダンボールではなくパソコンなどを運ぶための
   しっかりしていて壊れないダンボールを設計するのが僕の仕事でした。
   仕事をしている中で「もっと面白いものを作れないか」と考え、
   イベント用に今回のような大きな展示物を作ったんです。

   そうしたら、お客様から製作の依頼がはいるようになったんです。
   10メートルぐらいの列車や、人が入れるお城、鈴鹿サーキットで
   走った車を原寸大で作ったこともありますよ。

Q2 あのダンボールは普通のものとはちょっと違うようですが・・。

   作品には三層構造の強化ダンボールが使われています。
   これは企業で大きな荷物を運ぶときなどに使われるダンボールで
   とても頑丈なんですよ。美術館の作品に大人が乗ってもらっても、
   平気なのはこの素材を使っているからなんです。

Q3 作品はどうやって作っているんですか?

   パソコンで設計を行って、専用の機械でダンボールをカットします。
   また、持ち運びしやすいように、作品を分解したら、
   すべてをひとつの平たくて薄い箱に入れられるように設計しているんですよ。

Q4 ダンボールで一番最初に作った作品はなんですか?

   ダンボールで作ったカヌーです。
   これはテレビのバラエティ用に依頼がきたものなんです。
   あえて、防水加工はせず、いつ沈むのかのスリルを楽しむものです。

Q5 最後にダンボールを通してみなさんに伝えたいことはなんですか?

   親子でのコミュニケーションに役立ててほしいです。
   一緒にダンボールで何かを作ってもらえば、
   きっと親子の絆がうまれると思います。

現在、2人のお子さんをお持ちの岡村さん。
最近は仕事を早く終えて、すぐにお帰りになるそうです。
自宅には、お子さんのためのダンボールの本棚を作られたんだとか。
子どもたちがその本棚にきちんと本を片付けるんだ、とお話に
なる岡村さんのお顔はとても輝いていました♪

さて、最後に岡村さんが作品を組み立てる場面に立ち合わせていただきました!
バラバラのパーツが一体何になるのか想像がつきません。



ダンボール遊園地 031.jpg 

 

何ができるのか、あーでもない、こーでもないと
周囲と相談しながら見ていると時間はあっという間にすぎていきます。



ダンボール遊園地 033.jpg 

 

おっと、なんだか形がみえてきました。

 

ダンボール遊園地 040.jpg

最後に頭をのせてー。

ダンボール遊園地 045.jpg

 

カマキリの完成です!!!
この作品、バラバラの状態から岡村先生がお1人で組み立てられたのですが、
40分ほどで完成しました。手際のよさに見とれてしまいました。

ダンボール遊園地 051.jpg

 

最後にnaanaパートナーと岡村先生で記念撮影。
岡本先生、お忙しい中、取材にご協力いただき、ありがとうございました。

ダンボールの可能性にすっかり魅了されてしまった
「岡村剛一郎のダンボールアート遊園地」
小さなお子さんから大人まで存分に楽しめる身近な遊園地でした。
5万人が来場、というのも納得です。


そして、何よりうれしかったのが、ダンボール遊園地の安心感です。
ご存知のとおり、ダンボールは柔らかく、小さな子どもでも怪我の心配が
ほとんどありません。そして、丈夫なため小学生ぐらいの子が遊んでいても
びくともしません。こんなに素敵な遊び場、なかなかありませんよね。

その上なんと、この遊園地は


中学生以下は市内、市外を問わず無料なんです!!

子ども(中学生以下)の同伴者は500円ととってもお得♪


これは夏休みに行かない手はありません!!

 

今回取材させていただいた大分市美術館のお問い合わせ先は

〒870-0835 大分市大字上野865番地
           TEL (097)554-5800
           FAX (097)554-5811

           大分市美術館 ダンボールアート遊園地

 

最後に取材をお受けくださった岡村剛一郎先生、

美術館の案内をしてくださった長田先生、

そして一緒に行ってくださったnaanaパートナーのみなさん、

ありがとうございました。

 

今後も大分の子育て中のみなさんにさまざまな情報を

発信していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

以上、naana事務局の深堀がレポートいたしました。