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naanaをご覧の皆さま、こんにちは。
大分市保健所の保健師です。                

                                         
朝晩の冷え込みが厳しい季節になりました。
寒くなると気をつけたい病気のひとつにインフルエンザがあります。
そこで今回は「インフルエンザ」についてお伝えしたいと思います。
風邪.JPG       ウイルス.JPG

インフルエンザは普通の風邪とは違い、
 
    38以上の発熱
 
    頭痛
 
    関節痛
 
    筋肉痛    など
全身の症状が突然現れます。


併せて普通の風邪と同じように、
     のどの痛み
 
    鼻汁
 
    咳    などの症状も見られます。

お子様ではまれに急性脳症や肺炎を併発する等、
重症になることがありますので注意が必要です。






【インフルエンザにかからないためにはどうすればいいのでしょうか?】

「流行前のインフルエンザワクチン接種」
インフルエンザワクチンは、かかった場合の重症化予防に有効です。

「外出後の手洗い等」
手洗いはインフルエンザに限らず感染予防の基本です。
また、外出後の手洗い、うがいは、
一般的な感染症の予防にもおすすめします。

「適度な湿度の保持」
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、
インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、
適度な湿度(5060%)を保つことも効果的です。

「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」
体の抵抗力を高めるために、十分な休養と
バランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
                             食事.JPG

「人混み
や繁華街への外出を控える」
インフルエンザが流行してきたら、
人混みや繁華街への外出を控えましょう。
人混みに入る時間は極力短時間にしましょう。




【インフルエンザ予防接種について】 
高齢者の方以外のインフルエンザ予防接種は、「任意接種」ですので、自己負担になります。

 
「インフルエンザワクチンの接種回数」
(1)6カ月以上13歳未満の方 2回接種
(2)13歳以上の方        1回接種


「インフルエンザワクチンの接種時期」
インフルエンザは例年12月~3月頃に流行します。
また、ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、
毎年12月中旬までにワクチン接種を受けることが望ましい
と考えられます。


「インフルエンザワクチンの接種費用」
全額自己負担です。(高齢者は一部免除です)


「ワクチンの効果の持続は5か月程度」
ワクチンの予防効果が期待できるのは、
接種した(小児の場合は2回接種した)2週後から
5ヵ月程度と考えられています。
インフルエンザの予防に十分な免疫を保つためには
毎年接種が望ましいです。

注射.JPG

「ワクチンの効果について」
インフルエンザワクチンは、打てば絶対にかからない、
というものではありませんが、たとえかかっても
病気が重くなることを防いでくれるのです。
ただし、この効果も100%ではないことにご注意ください。

 


寒さも厳しくなり、空気が乾燥してくると、

インフルエンザウイルスも活発になってきます。

今年の冬は、手洗い、うがいを励行し、

インフルエンザにかからないよう気をつけていきたいですね。

 

 

感染症発生動向情報・・・現在流行している感染症情報が得られます。

https://www.city.oita.oita.jp/www/contents/1137572759760/index.html