生活リズムについて
こんにちは。大分市保健所の保健師です。
2月は寒い日と暖かい日の気温差が大きいですね。
体調をくずしやすい時期であり、生活リズムも乱れやすい時期ではないでしょうか?
そこで、今回は生活リズムの大切さについて、お話ししたいと思います。
子どもにとって、睡眠を中心にした生活リズムは心身を成長させるためにとても大切なことです。
どう整えていけばよいのかを知っておきましょう!
「おひさまリズム」って聞いたことがありますか?
「おひさまリズム」とは、太陽の光に合わせた生活リズムのことです。
この「おひさまリズム」で生活すると、成長のために必要なホルモンの分泌が促されると言われています。
リズムを整えるには、まず朝起きて光を浴びることから始めましょう。
【理想の睡眠とは?】
子どもには、年齢によって成長に必要な睡眠時間が決まっています。
生後1か月の赤ちゃんは1日約15時間位で、授乳の時以外はほとんど寝ています。
でも、必要な睡眠時間はだんだん短くなっていきます。
そして、どれだけ眠るかも大切ですが、寝る時間帯も大切です。
『起きる』
1日のスタートは、太陽の光の刺激を眼で感じることからです。
カーテンを開けて、朝の光を入れましょう。
これで脳がリセットされ、新しい1日の活動を開始します。
できれば親子でじゃれ合ったり、体操をしたりしたあと、朝ごはんをしっかり食べるとよいですね。
『日中』
昼間はたっぷり遊び、運動すると、身体に良いホルモンの働きが高まります。
離乳食が完了していれば、「おひさまリズム」に従って起きて寝るまでの間に、時間を決めて食事を3回とりましょう。
おやつは与え過ぎず控えめに。
お昼寝は15時くらいまでにし、夜の睡眠を妨げないようにしましょう。
『寝る』
寝る時間を考えて、夕食やお風呂の時間を調整しましょう。
お風呂に入ると体温が上がり、目覚めモードになるので、入眠する1時間前までにしておくとよいですよ。
寝かせるときは明かりや音を最小限にし、テレビの光と音は睡眠を妨げるので、まず消しましょう。
〇大人も「おひさまリズム」で元気で若々しく!
おひさまリズムで生活することは大人にとってもよいことです。
そうすることで、不安が少なく、心が前向きになり、体も元気に動かせるようになります。
家族みんなのために、「おひさまリズム」で生活してみませんか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。