naanaをご覧のみなさん、こんにちは。
naana事務局の深堀です。
桜も咲き、春の訪れを感じるようになりましたね。
今回は先日naanaパートナーが運営を担当した
大分市主催のドキュメンタリー映画「うまれる」上映会のご紹介をします。
同時開催した「18トリソミーの子ども達写真展」についても
ご紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
みなさんは、映画「うまれる」というドキュメンタリー映画をご存知でしょうか?
この映画は4組の夫婦の姿を通して、生まれるということ、
子どもを育てること、家族の絆などを描いた作品です。
「大分市家族の絆創生事業」の一環として、
8月と1月にも上映会が行われ、大きな反響があり、
最終的に1300名をこえる方からご参加いただいたんですよ!
今回は「子育て中の方にゆっくりと見てもらいたい!」ということで
子育て支援サイトのnaanaパートナーが
子育て中の方が参加しやすい上映会を開催することになりました。
子どもが小さいと一緒に映画館に行く、なんてなかなかできませんよね。
そこで、今回は小さな子どもと一緒に参加できるよう、
会場内に親子席を設けました。
子どもが遊んだり、横になったりすることができるため、
保護者の方も、子どももリラックスして映画を見ることができ、
親子連れの方に大好評でした。
司会はもちろん、naanaパートナーが担当!
200名を超えるお客さんを前にしても堂々としたもので、
アドリブもお手の物です。
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主催者あいさつでは事業を企画した子育て支援課 企画担当班長の重石が
「命や家族の絆について考える機会に・・」という事業の主旨など、
子育て支援への熱い思いを語りました。
上映会の合間にはnaanaのこと、パートナーの活動について
紹介しました。
「子育てしながら、無理のない範囲で参加してもらえたら」と
naanaパートナーの募集も一緒に行いました!
パートナーは随時募集しておりますので、
ご興味のある方はぜひ info@naana-oita.jp まで
お問い合わせくださいね。
紹介してくれたのは、初の男性パートナーさん。
子育て中のお母さんが中心のnaanaパートナーですが、
話題の「イクメン」である男性の参加者もいるんですよ。
さて、いよいよ上映開始です。
初めての妊娠で不安なご夫婦、
子どもをなかなか授からず不妊治療をしているご夫婦、
障がいのある子どもを育てるご夫婦
出産予定日に子どもを失ってしまったご夫婦。
それぞれの夫婦のストーリーに
涙される方も多くいらっしゃいました。
ご自身の経験と重なって
感じるところが大きかったのだと思います。
この映画の中には、「18トリソミー」という障がいをもつ
子どもを育てるご夫婦が登場します。
18トリソミーの子どもは生まれてきたとしても、
9割が1年以内に亡くなってしまうと言われています。
今回の上映にあたり、naanaでは大分市内で18トリソミーの
お子さんを育てているお母さんの講演も企画し、
お子さんの成長を記録した映像をまじえながら、
お子さんとの向き合い方や、ご家族の絆などお話していただきました。
「出会えたことが奇跡、今日一緒にいられることはもっと奇跡」と考え、
毎日を大切に、前向きに生きてていらっしゃる様子、
とても輝いていていらっしゃいました。
アンケートには、
「あまり前だと思っていることが、どれだけ大切なことか気付かせていただきました。」
「色々と考えさせられました。子どもにすこしだけ優しいお母さんになれそうです。」
「言葉に重みがありました。自分の子どものことを思い出して、涙が出ました」
など、たくさんの感想が寄せられました。
上映会のあと、たくさんの人が集まるコーナーが!
実は講演をしていただいたお母さん、8月の上映会に参加され、
「もっと多くの人に18トリソミーのことを知ってほしい。
そして、子どもたちの輝きを伝えたい」と感じ、
18トリソミーの子ども達の写真展も開催されているんです。
「18トリソミーの子ども達写真展 出会えた奇跡をありがとう」と題し、
3月28日17時までコンパルホール3階で開催されています。
誰でも自由にご覧いただけますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
毎日、子育てで忙しいお母さんたち,
時には、子どもにイライラしてしまうときもありますよね。
この上映会を通して、誕生や成長の喜びを思い出して、
生きるということや、家族の絆について考える機会としていただければ、
とてもうれしいです。
今後もnaanaでは子育て中の方のため、様々なイベントを
企画していきますので、どうぞお楽しみに!!
以上naana事務局の深堀がお伝えいたしました。
naanaをご覧のみなさん、こんにちは。
「こんにちは赤ちゃん訪問だより」は、
PDFでもご覧いただけます。
こんにちは赤ちゃんだより 3月号.pdf
【主任児童委員さんの声】
初めての赤ちゃん訪問
私たちの住む地区は赤ちゃんがいる家庭が少ないです。
以前ハッピーメールをしている頃は、年間1、2名訪問して図書カードを配っていました。その時は、誕生してくる赤ちゃんの家でよかったですが、今回「こんにちは赤ちゃん訪問」になって第二子以後の赤ちゃんということですが、私たちの地区は、誕生して来る赤ちゃんが少ない中で、2名の赤ちゃん訪問ができました。地区担当の保健師さんと私達3名で訪問しました。二家族とも、そのお宅のお母さん赤ちゃんともに元気よく、私達を気持ちよく迎えてくれました。そして子育てで不安や悩みはないようなので安心しました。
私達の地区は、子どもが少なく高齢者が多い地区ですが、環境はよく虐待など問題なく住みやすい土地です。
これからも問題なく、私達は地域のために出来ることはしたいと思います。
(大分市主任児童委員)
次回も楽しみにしていてくださいね!
こんにちは。
大分市保健所の保健師です。
少しずつ暖かくなり、外出しやすい季節になってきましたね。
今回は、そんな暖かい季節にもってこいの『トイレトレーニング』についてお伝えしたいと思います。
トイレトレーニングとは、2~3時間おきに親がトイレに誘い、
トイレで排泄できるように導くことを言います。
トイレトレーニングを始める時期は、だいたい2歳前後と言われていますが、こころやからだの発達には個人差がありますので、子どものペースに合わせて、焦らずに気楽に進めていきましょう!
~ スタートのタイミング ~
<子どもの成長をチェック>
□ 一人で歩いたり座ったりできるか?
□ 親のまねをするか?
□ 自分でズボンやパンツをおろすことができるか?
□ トイレに興味をもっているか?
□ 自分の意思で「イヤ」と言えるか?
□ 単語を話し、簡単なコミュニケーションがとれるか?
□ 排尿間隔があくようになったか?
□ 尿意を感じ、伝えることができるか?
<親のゆとりをチェック>
□ 子どもと信頼関係ができているか?
□ 失敗しても叱らないで励まし、成功したらほめる心のゆとりがあるか?
□ 時間的にもゆとりがあるか?
※ チェックがいくつか入るようになれば、スタートのタイミングです!
~ トイレトレーニングのはじまり ~
<準備編>
・絵本などでおしっこやうんちに興味を持たせよう!
・おまる(補助便座)になじませよう!トイレを楽しい空間にしよう!
・おしっこタイムを作ろう!
・おしっこが出たら「気持ちいい」ことを教えよう!
<パンツ編>
・おしっこが出たらほめよう!
・生活の節目(朝起きたら、お出かけから帰ってきたらなど)やおしっこの出る間隔をみて、トイレに誘おう!
・昼間はパンツで過ごしてみよう!(まずは午前中から)
・パンツで過ごす時間を長くし、夜や外出先でもパンツで過ごしてみよう!
<ゴール編>
「おしっこやうんちが出そう!」→「トイレへ行く」→「おしっこやうんちが出る」
という流れがほぼできるようになれば、ゴールは間近です。
しかし、ちょっとした環境や気持ちの変化で、今までできていたことができなくなることもよくあります。
そんな時はひと休みし、こどものやる気を見て再スタートさせましょう。
~ ポイント ~
◇ 成功したときにたくさん褒めて、自信を持たせてあげる。
◇ 失敗しないと身につかない! 失敗しても叱らない、焦らない。
お子さんと保護者の方のペースで、気楽に進めていきましょう!
次回も楽しみにしていてくださいね!
最近、スマートフォンを持っていらっしゃるお母さん方を
よく見かけるようになりました。
スマートフォンと言えば...このまえ、こんなテレビの番組をみました。
年頃は3、4歳ぐらいだったでしょうか、
子どもが家族と一緒に楽しくご飯を食べていた時の映像でした。
子どもが、
「おやちゃい(野菜)は食べない」
...するとママが、
「そんなこと言ってちゃダメでしょ!食べなさい!」
「嫌だ!」
.........そんなやりとりが続きます......
しびれを切らしたママが、
「食べないと鬼さんから電話がかかってくるよ」
とすかさずスマートフォンを取り出します。
すると...な~んと、タイミングよく、ママのスマートフォンに、
赤鬼から電話がかかってくるのです。
画面には、赤鬼の後ろ姿が映り"赤鬼から着信中"になっています。
ママが応答すると、
「もしもし、赤鬼です」
...子どもは、すでに泣き始めています......ちょっと間があって......
「ちっ、困りましたねえ...」
といいながら、画面の赤鬼の目が徐々にキラッと光って...
「こら!!言うこと聞かないと...食べちゃうぞ!!」
と、おっそろしい声と顔で画面いっぱいに迫ってきます...
その赤鬼が言い終わらないうちに子どもは、
「ごーえんなさーい(ごめんなさい)」
と泣きさけびながら、お皿にあった野菜を口いっぱいに放り込む...
と、いった内容でした。
これ、"鬼から電話"という、多数のダウンロード数を誇る
子育てママに人気のスマートフォン用アプリだそうです。
ご存じですか?
このアプリについて、お母さん方のいろんな意見があるようです...。
あるお母さんは「心に傷(トラウマ)を負うのではないか」と心配されていました。
また、「本気で怖がり泣いていた姿をみて、
悪いことをしてしまったと自分が反省しました」という
お母さんもいました。
また、あるお母さんは、子育ての"最強兵器"として、
このアプリを状況に合わせて使っているようです。
「なんと言われようが、効果てきめん!」だそうです。
"最強兵器"というお母さんの中には、こんな意見もありましたよ...。
「確かに最初は最強兵器だったけど、
何回も使っていたらぜんぜん効果なくなっちゃった」とか......。
どうやら、すごい威力はあるようですが、
"子どもが怖がることでしつけをする"ことに対して、
お母さん方のご意見は賛否両論あるようですね。
ちなみに
「赤鬼さん」以外に「ゆうれいさん」「ささきさん」
「ゆうくん」等々のお友だちがいて、いろんなシチュエーションがあるそうです。
"子どもを怖がらせてしつけをする"ことについてですが......
心理学では、人間は「恐怖」を学習することができる、といわれています。
人は"恐怖に慣れる"ということなんですよね。
それは、「恐怖」によって子どもを思うようにしつけようとすると、
「恐怖」を与え続けなければならなくなるということなのです。
けれど、大人の側からすれば、
あれだけ嫌だといっていた野菜をあっさり食べちゃった!となると、
やっぱりその威力は"おみごと!"と言わざるを得ません。
いずれにしても、使用の際は、恐怖のあまり
お子さんのトラウマにならないように、
しっかりフォローしてあげる必要があるかもしれませんね。
子育てって、とにかく大変なことだと思います。
いろんな手立てや方法があるし、本当に何がいいのか、
教科書通りにはいかないこともたくさんある......
だからこそ、こんな威力抜群なものには、
確かに、惹かれますよね。
みなさんは、どう思いますか?
しつけの一つの方法として、
ママの最強兵器として使ってみるのもしかり...
実は"アプリの赤鬼よりもこわかったお母さん"が、
いつもは隠している角をだして赤鬼になってみるのもしかり...
それとも???なときや、子育てのことを考えてみたいときは...
大分市には「子ども家庭支援センター」がありますので、
ご利用してみてくださいね!