子育て耳よりブログ

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『行ってきました』ブログは、naanaの企画・運営に参加する

ボランティアスタッフ『naanaパートナー』が、
子育てファミリーに優しい市内の施設やサービス、イベント等を
ママ目線で取材して、レポートするコーナーです。

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今年も7月に入り、本格的な夏の暑さが感じられるようになった今日この頃です。
さて、7月7日は「なあなの日」にちなんで、その前日である7月6日(土)に

保健所にてnaanaイベントを行いました。

 

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今年のテーマは、「いのちのおもさ」。
人が生を受け誕生し成長していくことの奇跡。
日々、バタバタと育児している私にとって、我が子が今

自分の隣に存在していることの奇跡を再確認させられるイベントとなりました。

 

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はじめにお話してくださったのは、助産師のみつたけともみ先生。
先生は、数年前からのママ友でいらっしゃる、羊毛フェルト作家の小林尚子先生と共に

一冊の本を出版されています。
それが、今回のテーマでもある『いのちのおもさ』です。

本には、ページごとに小林先生の作られた羊毛フェルトの胎児人形のお写真と、

みつたけ先生によるその時期の赤ちゃんについての説明文があります。

会場には、それぞれのページのパネルも展示されていました。


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やわらかなフェルトの素材でできたお人形は、母親の胎内で

安心しきっているかのように、皆とても穏やかな表情をしています。

そしてそれぞれの説明文は、胎児が私たちにお話してくれているような、

わかりやすい文章で、パネルと一緒に、その時期の胎児の重さを具体的な物で示されていました。

なるほど、7カ月の胎児はお砂糖ひと袋と同じくらいの重さなんですね。 

肉体的にも精神的にも不安定になりやすい妊娠中ですが、そのような時期からでも

不安なく出産・育児ができるように、との願いをこめて出版されたそうです。


こちらの本は、大分市内の幼稚園、小中学校、特別支援学校に
1冊ずつ届けられているとのこと。
学校で目にしたことのあるお子さんも、いらっしゃるかもしれませんね。

最近では、雑誌『たまごクラブ』にも掲載され、全国展開にまで至っています。

胎児人形は貴重な資料としての価値が全国的に認められているようです。

 

胎児人形は、妊娠2カ月の胎児から生まれる直前の10カ月の胎児まで、

その大きさ・重さに作られているそうです。

 
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順番に並べられたお人形は、月ごとに少しずつ大きくなり、手足も少しずつしっかりしたものになっています。
羊毛フェルトで作られているので、温かみのある、優しい印象。
それぞれのお人形を、代表の方々に抱っこしてもらいました。

 

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2カ月の胎児を抱っこする代表は、11月生まれの小学生の男の子。

今回、naanaイベントを7月に行ったので、先生は「数年前の今日は、

これくらいの大きさだったのよ」と彼がお母さんのお腹の中にいた年の

7月にどのような姿だったのかお話されていました。

 

それぞれの月数の胎児人形も同じように、

その方が生まれた年の7月にどんな様子だったのかということで、

代表を選ばれていきました。

 

まだ2~3カ月の小さなお人形には「とっても小さい!」
もうすぐ生まれそうな時期のお人形には、「この重さの子が、お腹にいたなんて」といった声が聞かれました。

 

これらのお人形は、小林先生が半年かけて作られたものだそう。
お人形の重さについて、人間が生きていくための大切なものがつまった重さ、

という表現をされたのが印象的でした。


次は、その胎児人形の抱っこ体験です。
参加者全員に抱っこしてもらいました。

 

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小さいお人形から順番に。
お腹にいるときには感じることのない小さな胎児でも、手にとって抱っこすると

意外とずっしりとした重みが感じられます。
みなさんも、「思ったより重たいです」「重みがずっしりきます」と、一様にその重さに驚かれていました。

 

私も、実際に抱っこしてみました。

初期の胎児は、ひと月で4倍の重さになっていて、少しずつしっかりと重みが増していくのが感じられます。

後期の胎児になると、その重みはもう腕にずーんとくるもの。

我が子は出産時に3900グラムもあったので、当時の自分のお腹がよく無事だったな、

と変に感心してしまいました。

 
最後にスライドをつかった読み聞かせです。

 

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一つ目は、『いのちのおもさ』の絵本のページにそった内容のもの。
ひと月ごとの胎児の様子を、わかりやすく説明してくださいました。
みつたけ先生の優しいお声に、みなさん静かに聞き入っていらっしゃいます。

 

二つ目は、命の誕生について。
命の誕生は奇跡だということ。

我が子の誕生・成長に改めて感謝しなければ、

と胸を打たれる言葉に溢れていました。
途中、涙する参加者さんも。

楽しいことばかりではない子育てに、見失いがちな奇跡の連続。

いらいらしているときでも少し立ち止まって、そっと感謝の気持ちを伝えられるように

なりたいと感じました。

 

読み聞かせの最後に、先生からのメッセージが。
「子育てできること、子どもが子育ての機会を与えてくれていることに感謝。」

親になる機会をあたえてくれたこと、そして試行錯誤の連続の子育てに、

元気に成長してくれている息子のことが愛おしく、そして頼もしく感じられました。

育児ができることの喜びをかみしめて、毎日を過ごしたいと思います。

 

さて今回のイベントには、おおいたパパくらぶの方々もいらっしゃいました。

子育て中のパパの団体で、読み聞かせや講演などの活動をされて

いるんですよ。

7月20日にオープンしたホルトホール大分の中央こどもルームでも、

読み聞かせを行う予定だそうです。

この日も、みなさんの前で読み聞かせをしてくださいました。

 

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お父さんの声は、お母さんとはまた違った味があります。

子どもたちも、その声に惹きつけられていました。

おおいたパパくらぶの堤さん、ありがとうございました。

 

さてイベントの終盤には、恒例の抽せん会です。

今回は、わずか10組の当選枠。

 

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中身は、大きさ・重さ、いろいろありそうです。

当選した参加者の方々、おめでとうございました。

 

最後には、参加者全員へのサプライズプレゼントが。

 

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「naanaの日」である7月7日は、みなさんご存知、七夕ですよね。

そして、七夕といえば、夜空に輝く星☆

そしてそして、星といえば、"干し"!

というわけで、この日は「干ししいたけの日」でもあるということなのです。

今回はそれにちなんで、皆さんに干ししいたけのプレゼントがありました。

大分県林産振興室の岩下さん、河津さん、ありがとうございました。

 

今年のnaanaの日も、無事楽しいうちに幕を閉じることができました。

このようなイベントは、naanaパートナーが中心となって企画・運営しています。

 

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皆、仕事や子育てをしながら、無理のないように自分のペースで活動に参加しているところです。

季節ごとのイベントや、子育て世代が必要としていることを提案し合って

より良い子育て環境の提供に努めています。

このような活動にご興味のある方がいらっしゃいましたら、

ぜひ、naana事務局( info@naana-oita.jp )までご連絡くださいね。

 

胎児人形との貴重な触れ合いや、感動的なお話の数々、楽しい読み聞かせなど、

今年のnaanaの日は、内容が盛りだくさんなイベントとなりました。

講師の先生方、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

以上、naanaパートナーいよんがお伝えしました。