「わくわく下水道たんけん隊」に行ってきました。
みなさん、こんにちは!
naana事務局の間部(まなべ)です。
9月に入りましたが、暑い毎日には
変わりありませんね。
今回は少しでも涼しくなるように「水」に
関するブログですので、みなさん最後まで
お付き合いください♪
先日、弁天水資源再生センターで開催された
「わくわく下水道たんけん隊」に行ってきました!
「わくわく下水道たんけん隊」とは公共下水道の仕組みを
知ってもらうために市内の小学4年生~6年生とその保護者を
対象とした施設見学会です。
今回、私が行ってきた弁天水資源再生センターは
市の中心部を含む大分川左岸地域の汚水処理を行う施設で
大分市内に5つある水資源再生センター(弁天、宮崎、原川、
大在、松岡)の中で最大の処理能力を持つ施設なんです!
その処理能力はなんと1日に25メートルプールおよそ192杯分
の汚水をきれいにするんです。
あまりにも多すぎて想像がつきませんね。
さて、そんな弁天水資源再生センターの中を見て回る前に
「わくわく下水道たんけん隊」の隊員証の交付が行われます。
代表の女の子が隊員証をもらっています♪
隊員証も持ったし、安全のためのヘルメットもかぶって
準備OK♪
いよいよ「わくわく下水道たんけん隊」の出発です!
これから何を見ることができるか楽しみですね♪
出発して最初に現れたのは・・・
「雨水ポンプ」と呼ばれる大きな機械!
これは施設に集まった雨水を川へ排出するためのポンプなんです。
ディーゼルエンジンで動いており、その力なんと400馬力です!
400馬力もある雨水ポンプの能力は1分間に25メートルプールの
およそ1.8杯の水をくみ出すほどなんだとか。
それを聞いていた子ども達も「すっごーい!!」と
驚いた様子でした♪
お次は地下10メートルの所にある地下ポンプ室の見学です。
これは汚水を地上の処理施設まで送るポンプなんです。
そして、この地下ポンプ室は普段の見学などでは行けない場所
らしいです。ここを見ることができるのは、「わくわく下水道たんけん隊」に
入隊したご褒美のようですね♪
汚水を処理する音でなかなか説明が聞きづらいなかでも、
子ども達も保護者の方も説明してくれるお兄さんの話に
真剣に耳を傾けていました。
たんけんは続き、次は地下管路です。
灯りが無いと何があるかわからないほど
暗い場所です。
ここには、いろんなものを運ぶ管が通っています。
白色の配管では水をきれいにしてくれる微生物に送る空気を
茶色の配管では汚泥(おでい)を運んでいます。
色によって運んでいるものが違うみたいです。
みんな、天井を通っている配管を見上げて
「へぇ~」と首をぐるぐる回しながら眺めていました。
暗い地下から地上へ戻ると汚水をきれいにしてくれる
微生物についての説明です。
弁天水資源再生センターでは微生物の働きによって水を
きれいにしているんです。
なるほど、弁天水資源再生センターで働いているのは
人間だけじゃないんですね。
きれいになる仕組みに興味を持った子ども達は
目をキラキラさせながら微生物によってきれいになった
水を見ていました♪
さて、施設内の見学はここまでで終わりです。
お次は部屋の中で下水道に関するお話を聞きます。
また、実際に微生物を顕微鏡で見てみます。
顕微鏡で見ないとわからないくらい小さな生物が
私達の日々の生活に使う水をきれいにしてくれているんですね♪
やはり、写真で見るのとは違い、クネクネ動くので
子ども達もテンションはMAX!。
「気持ちわる~い!」なんて言いながら、楽しそうに
観察していました。
これは、水質測定実験の様子です。
水の汚れを知るために、試薬を使って
水の色の変化を観察する実験なんです。
白衣のお兄さん・お姉さんの指示のもと
子ども達が自分で試薬を入れていきます。
もしも、水の汚れがあればピンク色に変化するんですが
みんなはピンク色になったかな??
わくわく下水道たんけん隊の最後のイベントは
「〇×クイズ」です。
問題は施設見学で学んだことや、お話を聞いて学んだことから
出されます。
「〇や~!絶対〇や!!」「こんなの×だよ~」と、みんな一生けん命
考えて答えを選んでいて、とても楽しそうでした。
「〇×クイズ」が終るとわくわく下水道たんけん隊の解散式です。
「今日はとっても勉強になったし、楽しかった!」とたんけん隊の
代表の男の子が元気よく話してくれました。
今回のわくわく下水道たんけん隊を通して
子ども達の中に「水を大切に使わなきゃ」という
意識が芽生えたのではないかと思います。
このブログを読んで興味を持ってくれた方は
ぜひ、お子さんと一緒に水の使い方に
ついて考えてみてくださいね♪
以上、間部がお伝えしました。