大分市美術館特別展「草間彌生 永遠の永遠の永遠」に行ってきました
『行ってきました』ブログは、naanaの企画・運営に参加する
ボランティアスタッフ『naanaパートナー』が、
子育てファミリーに優しい市内の施設やサービス、イベント等を
ママ目線で取材して、レポートするコーナーです。
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7月12日(金)から大分市美術館で開催されている
特別展 草間彌生「永遠の永遠の永遠」に
夏休み期間を利用して、naanaパートナとその子どもたちで行ってきました。
「世界的前衛芸術家!『水玉の女王』草間先生の作品が来県!」
子育て真っ盛りのnaanaパートナーは取材も子ども同伴です。
ベビーカーと一緒ママ、子どもと手つなぎパパ、子ども二人連れママ。
取材前から楽しみでワクワクしながらも、「小さい子ども達を連れて
行って大丈夫かな?」と心配していたママパパ達をよそに
子ども達はニコニコ笑顔。
さっそく、大分市美術館の野田学芸員の案内で取材を開始
しました。
企画展示室では特別展の作品展示が圧巻です。
順路に沿って進むと、天井まで作品の一部になった部屋もあります。
野田学芸員が、作品や草間先生の生い立ちなど丁寧に説明してくださいました。
印象的だったのが、草間先生の幼少の頃の話です。
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幼い頃から、自分の体も含めすべての風景が水玉や網目模様に見え、
それがとても怖くて狭い場所に閉じこもっていました。
やがて、その見たままの光景を描くことで恐怖から逃れていたそうです。
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母親として、胸が痛みます。
作品は、大人になってからの物ですが、
白黒の作品、色鮮やかな作品、巨大なオブジェの数々
幼少の頃や、アメリカで活動していた若かりし頃の写真、
ご本人の書いた文章もありと種類も豊富で見ごたえがありました。
作品の感動とは別に、幼い頃のエピソードを聞いていたので、
草間先生の写真や、2メートル四方のキャンバスに描かれた作品を観て、
辛く苦しい出来事があっても、どこかに解決する方法がありますよ。
と、教えられたような気持ちにもなりました。
作品を観ている間、子ども達は、
撮影可能な場所で、ママと一緒に作品の一部になって写真をパチリ。
水分補給やトイレも一旦会場を出て再入場ができるので焦らずに済みました。
会場内で、思わず作品に駆け寄ってしまったときはスタッフが優しく声をかけてくれてセーフ。
子どもと一緒で慌しくもありましたが、子どもと一緒に「草間ワールド」を楽しむことができました。
「草間ワールド」といえば、
今、大分市内は「同時多発草間ワールド」(大分市美術館長命名)に
なっているのをご存じですか?
9月21日(土)まで、
iichiko総合文化センター
1階アトリウムプラザで
巨大バルーン作品
「ヤヨイちゃん」が展示されています。
また、アートプラザ2階
60年代アートホールには、
巨大バルーンの「リンリン」が
10月20日(日)まで展示されています。
府内五番街商店街では、
赤と白のタペストリー。
中央町にある、
ブックカフェのthe bridge(ザ・ブリッジ)では
写真展が10月20日(日)までされています。
大分フォーラス1階では、
市美術館と同様の
草間彌生等身大パネルが9月13日(金)まで
展示されていました。
9月2日(日)には、この特別展の観覧者は5万人を超えました。
会期は10月20日(土)までです。
また、中学生以下の子ども達は観覧料が無料なので
ぜひ一緒に「草間彌生」の世界を楽しんでください。
大分市美術館のみなさん、大変お世話になりました。
7月11日・12日と8月に取材をさせていただいた際、
主催者として出席された釘宮 磐大分市長も
naanaの写真撮影に快く応じてくださいました。
ありがとうございました。
以上、naanaパートナーの村井 綾がレポートさせていただきました。