「赤ちゃんにおはなしを届ける~赤ちゃんのおはなし会~」に行ってきました。
『行ってきました』ブログは、naanaの企画・運営に
参加するボランティアスタッフ『naanaパートナー』が、
子育てファミリーに優しい市内の施設や
サービス、イベント等をパパ・ママ目線で取材してレポートするコーナーです。
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昼間はまだまだ暑い日が続いていますが、朝晩肌寒い今日この頃。
大分市民図書館で行われている
「赤ちゃんにおはなしを届ける~赤ちゃんのおはなし会~」に行ってきました。
この事業は読み聞かせ朗読ボランティアスタッフによって
行われています。
うちにも絵本が大好きな1歳7カ月の息子がいて、
毎日絵本を読み聞かせていますし、私自身も絵本が大好きなので
取材に行くのをとても楽しみにしていました。
7月にオープンしたばかりのホルトホール大分内にある
市民図書館の一角、「おはなしのへや」。
こちらで毎週水曜日午前10時から開かれています。
当日は図書館で借りることができるおすすめの絵本が立ててあったり、
敷いてあるマットからすぐ手の届くところにも絵本が並べてあったり。
こちらはスタッフの方の私物だそうですが、たくさんあって驚きました。
普段はご自宅や地域で文庫を開いていらっしゃるそうです。この数にも納得です。
取材に行った日はまだ二回目ということもあり、
開始時間である10時にはたくさんの赤ちゃんとお母さん。。。
という光景は見られませんでしたが、いらしたお母さんと赤ちゃんに
絵本の話はもちろん、ご自身の体験などもお話されていたのが印象的でした。
最初にいらっしゃったのは2カ月の赤ちゃんとお母さん。
いずれ読み聞かせをしてあげたい、と情報収集にいらしたそうです。
「抱っこでゆらゆらしていた方が機嫌がいいから」と
終始立ちっぱなしで、スタッフの方と楽しそうに話していらっしゃいました。
「まだ赤ちゃんが小さいうちは反応があまりないけれど
絵本を読み聞かせることで、お母さん自身がほっとしたり
楽しい気分になって、それが赤ちゃんにも伝わるんですよ。」
「絵本はお母さんと赤ちゃんのコミュニケーションツールになりますよ。」
スタッフの方がそんな言葉をかけていらっしゃって、私も横で聞きながらなるほどと納得。
確かに息子が小さい頃は反応がなくて読み聞かせの意味があるのかなと思うこともあったけれど、
自分自身、絵本のあたたかい絵や言葉のリズムが心地よかったことを思い出しました。
次に、たまたま図書館にいらしていたお母さん達に
ボランティアスタッフさんが声をかけ、急きょ参加!
お母さん達と一緒にわらべうたがスタートです。
お母さんが足をのばして座り、ひざの上に赤ちゃんを乗せ
「おはな~ おみみ~ 」とふれあいながら歌います。
まだ5カ月と7カ月の赤ちゃんでしたが、お母さんとリズムに乗って二人ともなんだか楽しそう。
その後は絵本を読み聞かせたり、絵本のことから始まってスタッフの方と
いろんなお話をされていました。
その間赤ちゃんたちはマットの上でころころ。
目の前にある絵本に手をのばしたり、ときには絵本を口にいれて味わったり!?
のびのびと遊んでいました。
「絵本は消耗品だから」と笑っていらしたスタッフの方。
赤ちゃんにとっては絵本もおもちゃのひとつ。
ページを破ったり、口にいれて角が
ぼろぼろになったりするのも仕方ないことですが、
こちらとしてはきれいにしておきたいと思って
「だめー」って言ったりしてしまうんですよね。
「消耗品」という言葉は、目からうろこでした。
もちろん、図書館の本はだめですけどね♪
「赤ちゃんのためのおすすめ絵本」というリーフレットもいただきました。
「いないいないばあ」や「ねないこだれだ」というような
ロングセラーの絵本から、「だるまさんが」など、
人気の絵本15冊が載っています。
我が家にも半分くらいありますが、どれも息子が大好きな絵本ばかり。
家にない「かおかおどんなかお」という絵本を借りて帰りましたが、
息子もとっても気に入ったようで何度も何度も繰り返し読み聞かせています。
たくさんあってどれを選んだらいいかわからないという方の強い味方になること間違いなしです。
この事業を支えるボランティアスタッフの方々にも
いろいろなお話を伺いました。
「孫の子守りから始まって、もっときちんと一緒に楽しみたいと思った」や
「退職後、本が好きで本に携わりたいと読み聞かせボランティア講座に参加した」と
ボランティアを始めたきっかけはそれぞれ。
読み聞かせボランティアを通じて、子ども達やお母さんと一緒に
楽しむことができ、それが活力となってやりがいを感じているそう。
絵本は新聞や本と違って言葉と絵を一緒に楽しむことができ、
想像力を育むことができるので自分自身も楽しいともおっしゃっていました。
絵本の読み聞かせで気を付けているのは、子どもがそれぞれの
イメージを抱いているのでその世界を崩さないよう、邪魔しないようにすること。
小さい赤ちゃんには一緒に遊ぶツールとして抑揚をつけたりするものの、
2歳を過ぎると絵本のストーリーを想像できるようになるので
たんたんと読み聞かせたりすることもあるそうです。
「おうちで読み聞かせするときは、親子で一緒に楽しむこと」と
アドバイスをいただきました。
子どもと向き合って、一緒に時間を共有することで心が通じ合い
子どもは安心感の中で育っていくのだそうです。
また、同じ絵本でも読み手によって違ってくるので、
お父さんに読み聞かせしてもらうのもいいんだとか。
お父さんも子どもに読み聞かせをすることで子どもを知ることができ、
育児参加にもつながるとおっしゃっていました。
この読み聞かせは絵本を通じて子育ての
手助けをすることを目的とされているそうです。
「少子化・核家族化が進んでいる今、アドバイザーとして
子育て中のお母さんに絵本を選ぶお手伝いをしたい。」
「絵本が子育てをするうえでどれだけ有効かを伝えたい。」
「絵本があなたの子育ての力となる。」
そう、市民図書館の楠橋さんは語ってくださいました。
まだ始まったばかりで、会の内容は試行錯誤しているところだそうですが、
オープンでフラットな感じの会なので気軽に参加してください、とのことです。
0~2歳までの赤ちゃんと保護者を対象としていますが、
おじいちゃん、おばあちゃん、またプレママの参加も大歓迎です。
予約なしでOKですので、ホルトホール大分に立ち寄ったついでに
参加できるのもうれしいですね。
後日息子と参加してきました。
ボランティアの方も変わり、参加人数も多かったので、取材の時とはまた違った雰囲気でしたが、息子も楽しそうに過ごしていて、また参加したくなりました。
みなさんも、ぜひ参加してみてくださいね。
「赤ちゃんにおはなしを届ける~赤ちゃんのためのおはなし会~」
毎週水曜日 10:00~11:00
大分市民図書館本館(ホルトホール大分2F)
おはなしのへや
取材にご協力いただいた大分市民図書館ボランティアリーダーのみなさん、市民図書館の楠橋さん、子育て支援課の間部さん、本日はどうもありがとうございました。
以上、naanaパートナーのtentekoがお伝えしました。
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これからもnaanaパートナーがパパ・ママ目線でレポートしていきます。
皆様、お楽しみに!!