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『行ってきました』ブログは、naanaの企画・運営に

参加するボランティアスタッフ『naanaパートナー』が、

子育てファミリーに優しい市内の施設や

サービス、イベント等をママ目線で取材してレポートするコーナーです。

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朝・夕と、涼しい風が吹くようになった今日この頃です。
子どもとのお散歩が、気持ちのいい季節になりました。

 

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さて、そんなさわやかな秋空の広がる日に、鶴崎市民行政センターにて
「0歳児のお母さんのための交流会」が開催されました。

 

この交流会は、なかなかお外へ出る機会のない

0歳の赤ちゃんをもつお母さんたちのために、

子育てに関する情報交換をしたりお友だちを作ったりする場の提供になれば、

との思いで毎年開催しているものです。

 

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今年も、まだふにゃふにゃの2カ月の赤ちゃんから、

しっかりとお座りする赤ちゃんまで、
様々な月齢の赤ちゃんとそのお母さんたちに

集まっていただきました。

 

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はじめにお話をされたのは、大分市の保健師をなさっている阿南先生。
今年のテーマは「子どもの自己肯定感」についてでした。

 

「自己肯定感」とは、自分は大切な存在なんだ、自分はそのままの自分でいいんだ、

といった自己評価のあり方だそうです。

0歳の赤ちゃんと自己肯定感...?
まだ少し早すぎるのでは、と感じてしまいましたが、

0歳から3歳までの間がとても重要だそう。
その間に情緒の安定へとつながる心が育まれ、

それが土台となってその後の成長に影響していくということでした。

 

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では、自己肯定感を育むためにポイントとなることとは、

子育てする上で大切なこととは何なのでしょう。


阿南先生は以下の4つをポイントとして挙げられました。
①スキンシップ
②子どもの話をよく聞く
③子どものがんばりを認めてねぎらう
④「ありがとう」のことばを伝える

 

どれもいつもやっていること、と思ってしまいますが、子どもが泣いてわがままを言ったり、

マイナスの感情をぶつけてきたときはどうでしょう。

「また泣いてる!」「もう知らない!」
とそっぽを向くときはないでしょうか。

 

そんなときにでも「そうだよね。」「○○したかったんだね。」と、

子どもの感情を受け入れる言葉かけができると、
その子の自己評価のUPにつながるのだそうです。

 

2歳のイヤイヤ期を迎えている息子の姿を思い描かずにはいられなかったのですが、

そのときの自分の姿を大いに反省させられるお話でした。
子どもの甘えや反抗は大切な自己表現であって、そうすることで

親の愛情を確認しているのだとか。
自分も少しずつ、ゆとりをもった対応ができるようになれたらいいなぁと思います。

 

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赤ちゃんを抱っこしたりあやしたりしながら、静かにお話を聞かれていた参加者のみなさん。
その手の中の赤ちゃんはまだ言葉を発しませんが、泣き声や表情によって

確実になにかを伝えようとしています。


その声にストレスを感じる場面もあるかと思いますが、今回のお話を聞かれたことで

より愛情深く接することができるようになっていただければいいな、と
自分のことも含めて改めて思うのでした。

 

阿南先生が最後におっしゃった言葉「甘えない人が自立するのではなく、甘えた人が自立する」。
私は、この言葉がとても印象に残りました。
子どものころに精一杯甘えられた子ほど、その安心感を持って

将来自立することができるようになるそうです。
我が子の自立を願い、毎日のかかわりの中で包容力をもって向き合えるようになりたいと感じました。


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次にお話をされたのは、わらべうたベビーマッサージの講師で

いらっしゃる大久保先生。
昨年より、創設者の奥田朱美先生と一緒に講習会で全国を回っているそうです。

 

わらべうたベビーマッサージとは、その名のとおりお歌を歌いながら赤ちゃんに触れて

マッサージしていくというもの。
赤ちゃんとお母さんが五感をフルに使ってできる最高のコミュニケーションだといいます。

そのお歌は、どれも「ラ」の音を中心に作られていて、赤ちゃんにとってとても心地のいい音楽となっているそうです。
何でも赤ちゃんの産声は、みんな「ラ」の音なんだとか。
みなさん、「へ~!」と感心されていました。


赤ちゃんの周りでバタバタと走り回っていた2歳の息子も、お歌が始まるとその動きがピタッ。
「ラ」の音の不思議を感じました。

 

さっそく、わらべうたベビーマッサージのスタートです。

マッサージの体勢は、赤ちゃんの月齢によってねんねさせたり抱っこしたり、

その子に合ったものでOK。


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頭に触れながら「おつむてんてん♪」、お腹をさすって「小さいハート 大きいハート♪」
みなさん、お歌に合わせて赤ちゃんと触れ合って、とっても楽しそう。

 

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私が一番面白いなと思ったお歌は、ずばり「ゲップを促すお歌」。
息子がまだ0歳の頃、ミルクを飲んだ後になかなかゲップが出ずに苦労したことがありました。
そのマッサージでは、赤ちゃんの胃を縦から横にすることによって、

ゲップが出やすくなるそうです。


赤ちゃんの体のことを熟知されているからこそ、普段の育児に役立てられる

楽しいベビーマッサージを提供できるんですね。

 

大久保先生たちが講習されているわらべうたベビーマッサージは、

赤ちゃんのためだけのものではないそうです。
妊娠中の胎教や、妊娠線予防のマッサージ、少し大きくなったお子さん向けのものもあるのだとか。
それらはすべて同じお歌でできるものなので、長い期間同じ音楽を子どもと共有することができます。
日常に音楽があると、和やかな時間が流れるように思えますよね。


先ほど阿南先生がお話された子どもとのスキンシップの重要性。
そしてそれが日常的に楽しくできる、わらべうたベビーマッサージ。
今回の交流会では、お二人のお話につながりを見出すことができ、

とても有意義な時間を過ごすことができました。

阿南先生、大久保先生、貴重なお話をありがとうございました。


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さて、最後は参加者さんのフリートークです。
今回も、小さいグループに分かれて、それぞれ自由におしゃべりしていただきました。

 

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ひとつのグループでは、これから離乳食が始まるということで、アレルギーの話題が。
アレルギーのある子をもつパートナーさんが、先輩ママとしてアドバイスしていました。
実際に経験している人のお話は貴重ですよね。

 

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もうひとつのグループは、ほとんどの方が二人目の赤ちゃんを連れている方。
つまり、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいらっしゃる方々でした。
そこでの話題は、上のお子さんへの対応について。


まだまだ甘えたい年だけど、赤ちゃんのお世話で大変なママ。
親子ともにいろんな苦労があるようですが、逆に下のお子さんがたくましくて助かっていることもあるのだとか。
実は12月に二人目を出産予定の私なのですが、こちらのお話に興味津々。
「ふむふむ、なるほど~!」と参考になるお話ばかりでした。

 

 終盤では、ほとんどの赤ちゃんがねんねしている状態に。

息子が小さかったころを懐かしむと同時に、数カ月後には自分も0歳児の育児をしているんだなぁとしみじみ思い、

個人的に充実感いっぱいの会になりました。

 

参加者のみなさん、ありがとうございました。

以上、naanaパートナーのいよんがお伝えしました。

 

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これからもnaanaパートナーがママ目線でレポートしていきます。

皆様、お楽しみに!!