災害時に子どもを守るために出来ること
naanaをご覧の皆様こんにちは。大分市保健所の保健師です。
朝晩の冷え込みが激しい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
急激な気温の変化で、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
さて、今回のテーマは、前回に引き続き「災害時に子どもを守るためにできること」です。
前回は災害に備えた準備についてお話しましたが、今回は災害時の避難についてご紹介したいと思います。
この記事は、PDFでもご覧いただけます。
避難に備えた準備をしましょう
災害時の避難経路を考え、避難路を塞がれてしまわないように、家具の固定や不要な物を置かないようにしましょう。
ガラスや物が部屋中に散乱している場合に備え、スリッパ等をすぐ履ける場所においておきましょう。
停電に備え、懐中電灯を用意しておきましょう。
非常用持ち出し袋は、玄関や車など、すぐに取り出せる場所に保管しておきましょう。
自分の住んでいる地域の状況を把握し、災害の種類に応じた避難場所・避難経路を確認しておきましょう。
● 地域の情報 ● ● 避難所情報 ●
洪水ハザードマップ 避難所一覧
土砂災害ハザードマップ 津波避難ビル一覧
津波・地震ハザードマップ 津波避難場所一覧
ゆれやすさマップ 福祉避難所一覧
液状化危険度マップ
局地的豪雨道大分市防災メール路冠水予想箇所
☆大分市では、市内で発生が予想される様々な災害に対する知識と備え を、我が家の防災マニュアルにまとめています。ご家族で災害対策を話し合う際にご活用ください。
(リンク先)大分市ホームページ : 我が家の防災マニュアル
☆大分市では、防災情報をメールで配信しています。災害への備えとしてお役立てください。
(リンク先)大分市ホームページ : 大分市防災メール
☆災害時、家族が一緒にいるとは限りません。情報伝達の方法を考えておきましょう。
また、災害時、親がすぐに退社できる状況とは限りません。親が帰宅困難となったときのことを考慮し、普段から非常時の連絡や引取り手段について保育園・幼稚園・小学校と打ち合わせておきましょう。
☆災害の情報を得ようとしても、テレビやインターネットが使えないことが考えられます。ラジオを用意しておきましょう。また、津波の発生が予想される場合、気象庁から津波警報・注意報が発表されます。その際の津波警報等サイレンパターン・サイレン音を掲載していますので、参考にしてください。
(リンク先)大分市ホームページ : サイレン音視聴
被災時はまずは自分の身を守りましょう
災害発生時は、危険なものから離れ、自分と子どもを守る姿勢を意し
ましょう。
テレビ・ラジオ・サイレン等で災害情報を得ながら、災害の種類に応じた避難場所へ避難しましょう。
電話回線の混乱を避けるため地震直後の電話は控え、災害用伝言板 を利用しましょう。
(リンク先)総務省ホームページ : 災害用伝言サービス
皆様いかがでしたか?
災害の種類に応じて避難場所も変わってきます。災害時に少しでも落ち着いて行動するためには、日頃の準備が大切です。ぜひこの機会に、ご家族で話し合ってみてください。