2015年12月17日
子どもとかかわるって?
みなさま こんにちは。
子ども家庭支援センターの臨床心理士です。
今年も、師走がやってきましたね。
12月は、いろいろな行事がたくさん。
クリスマス、大みそか、そして、お正月などなど。
子どもの頃は楽しかったなんて、過去形ではなく、
ワクワク 、ドキドキする気持ちくを持ち続けていたいですね。
◆今年は、どんな 一年でした ?
あっという間に過ぎてしまった。
わりと充実して過ごせた などなど。
クリスマスのイルミネーションを眺めながら、
いろいろな思いが浮かんできたり、消えていったり。
今回のテーマは、子どもとのかかわり方。
もちろん、「何とかうまくやっているわ」 という方も、
この機会にふりかえってみませんか。
◆親として 自分は ?
○ 何とかがんばってる。
○ 大変だけど、やりがいがある。
○ 子どもってかわいいなあと思ったり。
一方で、
○ いつもイライラ、怒ってばかり。
○ どうすればいいかわからなかったり、迷ったり。
○ つらくて逃げ出したいと思ったり。
さまざまな自分の気持ちに 正直に向き合う。
自分の気持ちを みつめる。
そんな時間って、 大切にしたいですね。
◆ まずは 自分と向き合うことから ......。
子育ては、自分育てとも 言われますね。
自分の気持ちに気づき、 向き合うことで、自分に素直になれたり。
子どもに対する見方やかかわり方も、 ちがってきたり。
*その1: 自分のことを 大切に思う。
ダメな自分も、いやな自分も、すべて自分の一部。
どの自分も、かけがえのない自分ですね。
自分を受けいれる、大切だと思えるようになると
自分とかかわるヒントが、見えてきたり。
子どもとかかわるきっかけが、浮かんできたり。
*その2: 自分を 好きになる。
できない自分も、ダメな自分も、ありのままに受け入れる。
自分を好きになる 一番の近道ですね。
日ごろ あたり前のようにやっていることの中に、
今まで気づかなかった自分のよさが、かくれていることも。
自分のよさを見つけられると、
自信がもてたり、自分を好きになれたり。
*その3: 自分の気持ちを 自分で見る。
今まで怒ったことのない人なんて、いませんね。
怒るという気持ちの裏がわには、
こうしてくれるだろうと期待する気持ちや、
こうなってほしいと願う気持ち などなど。
自分の心の根っこにある気持ちに気づき、向き合うことで、
あたらしい見方や接し方のヒントが、出てきたり。
*その4: 自分をいい気分に もどすには 。
いい気分のときって、いつもなら怒ってしまうことも、
「まあ いいか 」と軽く流せたり、
怒りのとびらも、閉じたままですね。
< いい気分に もどす方法 >
①おいしいものを食べる。
②だれかとおしゃべりをする。
③好きな音楽を聴く。
④映画やビデオなどを見る。
⑤スポーツをする。
⑥本や雑誌などを読む など。
自分のまわりの身近なこと、気軽にできそうなことから、
自分なりのいい気分、さがしてみましょうね。
忙しいから、時間がとれないからこそ、つい自分を忘れてしまいがち。
自分の気持ちに気づく ⇒ 向き合う。
自分なりのいい気分 ⇒ みつける。
ふだんの生活の中に、とり入れてみませんか。
◎ひとりで悩まず、気軽に相談してくださいね。 ↓
<子ども家庭支援センターの紹介>
子ども家庭支援センターでは、0~18歳までのお子さんの発達やこころの問題、
子育て、親子 関係など社会福祉士や臨床心理士、家庭相談員が相談をお受けして
います。※来所相談の場合は原則予約制ですので、まずはお電話をください。
○中央子ども家庭支援センター ( 市役所本庁舎2階 )
097-537-5688
(月~金曜 8:30~18:00)
○東部子ども家庭支援センター ( 鶴崎市民行政センター1階 )
097-527-2140
(月~金曜 8:30~17:15)
○西部子ども家庭支援センター ( 稙田市民行政センター1階 )
097-541-1440
(月~金曜 8:30~17:15)
♪ ♪ 次回また お会いしましょうね。 ♪
よいお年を お迎えください。 ♪ ♪ ♪