2016年8月18日
子ども家庭支援センターを紹介します!
みなさんこんにちは!
子ども家庭支援センターの臨床心理士です。
まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
夏休みも終盤になり、涼しくなる日が待ち遠しいですね。
今回は私たちがいる子ども家庭支援センターが、
どんなことをしているのかについてご紹介します。
子ども家庭支援センターは市内に3か所あり、
お住まいの近くのセンターで相談することができます。
市内の小中学校や幼稚園、保育所などで、
子ども家庭支援センターのカードが配布されているので、
みなさんのお家にも届いているかもしれません。
(ひつじのイラストの描かれた、緑色のカードです)
お受けする相談の内容としては「子育て」や「子どもに関すること」で、
例えば、
・子どもへの関わり方で悩んでいる
・子育てが大変でいっぱいいっぱいだ!イライラする!
・子どもの言葉が遅れていて心配
・かんしゃくがひどくて手を焼いている
・どうも学校で落ち着きがないみたい
・友だちとのトラブルが多い
・最近、学校に行きたがらなくなった などです。
では、実際にどんな風に相談を行っているかという、
一例を以下にご紹介します。
<相談の例>
①まず申し込みの電話を受けます。
電話を受けた職員が心配なこと、気になっていることなどを聞き取ります。
来所での相談となった場合、お名前や連絡先などをうかがいます。
※電話のみで、匿名での相談もできます。
②担当者と日程を決め、来所しての相談です。
相談室は個室になっていて、大人用の相談室と子ども用のプレイルームとがあります。
相談室
プレイルーム
臨床心理士とケースワーカーの2人で保護者から、困っていることや、相談したいこと、
家庭や学校での子どもさんの様子をうかがいます。
そこで、今後子どもさんも一緒に相談に来たほうがよいか、
他に適切な相談機関はあるか、など今後の対応について方針を立てます。
③子どもさんも来所しての相談になった場合です。
○子どもさんとは、
・困っていることや心配なこと
・自分自身のことや学校、家庭のこと
・好きなこと、興味のあることなどをお話していきます。
子どもが上手く話せるか心配...と思われても大丈夫です。
まずは、子どもさんと信頼関係を作ることをめざし、
だんだんと困りや気持ちを話してくれるようになります。
年齢が低くて言葉でお話しするのが難しい子どもさんや
お話をするのが苦手な子どもさんとは遊びを通して、
子どもさんの問題を解決するお手伝いをしていきます。
○保護者の方からは
・心配していること、気になっていること
・家庭や学校での様子、
・小さいころからの様子
・子どもとの関わりでうまくいったこと、うまくいかないこと・・
など具体的なエピソードをお話ししていきます。
このようにして、子どもさんが困っていることの背景を理解したり、
これからの対応について一緒に考えていきます。
すぐに解決することが難しい場合もありますが、
誰かと一緒に自分の子育てを振り返ったり、子どものことを見つめ直してみたりすると、
関わり方のアイディアが見えてくるかもしれません。
お住まいの中学校区が、
〇碩田、上野ヶ丘、王子、大分西、南大分、城南、滝尾、城東、原川、明野 の方は、
<中央子ども家庭支援センター>
〒870-8504
大分市荷揚町2-31(大分市役所本庁舎の2階)
開所時間:8:30~18:00
℡ 097-537-5688
〇鶴崎、大東、東陽、大在、坂ノ市、神崎、佐賀関 の方は、
<東部子ども家庭支援センター>
〒870-0103
大分市東鶴崎1丁目2-3(鶴崎市民行政センター1階)
開所時間:8:30~17:15
℡ 097-527-2140
〇戸次、吉野、竹中、判田、稙田、稙田東、稙田西、稙田南、賀来、野津原 の方は、
<西部子ども家庭支援センター>
〒870-1155
大分市大字玉沢743-2(稙田市民行政センター1階)
開所時間:8:30~17:15
℡ 097-541-1440
それぞれのセンターにご連絡ください。
子育てで悩んでいることや心配なことがあれば、お気軽にご相談くださいね!