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きょうだいげんか

毎日きょうだいけんかばかりしていて参ってしまいます。おもちゃの取り合いから始まり、親の膝の取り合い、寄ると触るとけんかをしています。どうしたらいいでしょうか?

 生活時間を工夫して、親ときょうだいで過ごす時間とともに、親と子それぞれ1対1で過ごす時間を作りましょう。その中で、上の子は上の子なりに、話をゆっくり聞いてあげたり、甘えさせてあげたり、認めてあげる言葉かけをしてあげましょう。

 けんかは、こどもの自我の要求のぶつかり合いです。そこで我慢をしたり、譲ったり、という気持ちのコントロール法を学んでいき、人間関係の能力が磨かれていきます。とはいえ、友達との間では、なかなか派手なけんかもしにくいものです。自分の要求を思いっきりぶつけてけんかできるには、相手がきょうだいだからこそ。むしろきょうだいのいいところは、こうして遠慮なく、思いっきりけんかできるところだと思います。

 家では毎日けんかばかりしているきょうだいでも、外で他の子に弟がいじめられたりすると、心配したりかばったりするものです。こどものけんかは、人間関係のトレーニングのひとつと思い、「するのが当たり前」とドンと構えていきましょう。

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