ここから本文です。

自分の子がお友達をかんでしまったら

かみつきに困っています。

 まず相手のお子さんが大丈夫かどうか、声をかけて配慮します。次に、かんだ子の気持ちを代弁してあげてください。「おもちゃ貸してほしかったの?」とか、「まだ遊んでいたかったの?」などと伝え、「じゃあ、○○ちゃんに“ごめんね”しようね」と言って、一緒に謝ります。

 かみついたり、たたいてしまいそうだったら

 そのときの両方のこどもの気持ちを代弁して言ってあげましょう。お互いの気持ちの交通整理をしてあげることにより、自分以外の人とのかかわりを学んでいきます。かみついてはいけないと怒るだけや、親がたたいてやめさせる、ということでは解決にならず、どういう風にしたらいいのか、こどもには伝わりません。

 親としては少々気の重いことかもしれませんが、成長の過程ととらえ、気長に繰り返し伝えて、付き合ってください。ことばの成長とともに行動ではなく、ことばで自分の気持ちを表現できるようになっていきます。

このページの先頭へ